【横浜市・センター北】変形性膝関節症の手術は本当に必要?人工膝関節・骨切り術・再生医療を徹底解説

【横浜市・センター北】変形性膝関節症の手術は本当に必要?人工膝関節・骨切り術・再生医療を徹底解説

変形性膝関節症の手術は本当に必要?再生医療・人工膝関節・骨切り術の選び方を解説

「先生に手術かもしれないと言われてとても怖い」「本当に手術しなくちゃいけないのか」——センター北・横浜市都筑区エリアでも、こうした手術の判断に関するお悩みは非常に多く、膝痛専門 こころ整体院 byコレクトにも日々多くのご相談が寄せられています。

確かに手術が必要なケースもあります。しかし、すべての変形性膝関節症が手術適応というわけではありません。「関節の中の問題」か「関節の外の問題」かを正しく見極めることが、手術を選ぶかどうかの重要な判断基準になります。

この記事では、センター北の膝痛専門 こころ整体院 byコレクトの視点から、手術が必要なケース・保存療法で改善できるケースの見分け方、再生医療・人工膝関節・骨切り術の特徴と注意点まで詳しく解説します。

  • 公開日:2026年5月15日
  • 監修:安藝 泰弘(givers ホールディングス株式会社 代表取締役/臨床研究者)
  • 執筆:庄司 崇晃(膝痛専門 こころ整体院 byコレクト 院長)
※本記事は医療情報の提供を目的としており、診断・治療に代わるものではありません。手術の適否については必ず担当医とご相談ください。
Q. 変形性膝関節症は必ず手術が必要ですか? A. すべての方が手術を必要とするわけではありません。膝の痛みの原因は「関節の中の問題(約60%)」と「関節の外の問題(約30%)」に大別されます。関節の外——筋肉・筋膜・アライメント——に原因がある場合は、施術・セルフケア・トレーニングで改善できる可能性があります。手術は一度行うと取り返しがつかない選択でもあるため、まず保存療法を十分に試すことが重要です。
📋 この記事のポイント
  • 膝の痛みの原因は関節内(約60%)と関節外(約30%)に大別される
  • 関節外に原因がある場合(筋肉・筋膜・アライメント)は保存療法で改善できる可能性がある
  • 手術は一度行うと取り返しがつかない。まず保存療法を十分に試すことが重要
  • 再生医療は可能性があるが、姿勢・動作の改善なしには再発リスクがある
  • 人工膝関節・骨切り術(高位脛骨骨切り術)にはそれぞれ適応とリスクがある
  • どの治療を選ぶかは自分で情報を収集・吟味した上で判断することが大切
🔍 あなたはどちらのタイプ?
  • 膝の周りの筋肉・足首・股関節が硬い感じがある
  • 整体・マッサージを受けると一時的に楽になる
  • 姿勢が悪い・O脚傾向があると言われたことがある
  • 膝周辺は特に硬くないが、膝の中が深くズキズキ痛む
  • 腫れや熱感はないが、膝の中の痛みがとにかく強い

上3つが当てはまる場合は関節外の問題が中心の可能性、下2つが当てはまる場合は関節内の問題が疑われます。

膝の痛みは「関節の中」と「関節の外」に分かれる

痛みの約60%は関節内、約30%は関節外の問題。どちらが原因かで、手術の必要性が大きく変わる。

膝の痛みと一口に言っても、原因の場所によって対処が根本的に異なります。

区分 割合(目安) 主な原因 対処の方向性
関節の中の問題 約60% 軟骨のすり減り・半月板変性・滑膜炎・骨変形 重症度に応じて注射・手術を検討
関節の外の問題 約30% 筋肉の短縮・筋膜の癒着・アライメント不良・筋力低下 施術・セルフケア・トレーニングで改善が見込める

重要なのは、関節の外の問題が原因であれば手術をしなくても改善できる可能性があるという点です。逆に、関節の外に問題がない(筋肉も柔らかく、筋膜の癒着もない)のに膝の深部が強く痛む場合は、関節内に問題があると判断される可能性が高まります。

手術が必要なケース・保存療法で改善できるケース

🔴 手術を検討するケース
  • 膝周囲の筋肉・足首・股関節に硬さがない
  • 筋膜の癒着も特に見られない
  • それでも膝の深部に強い痛みがある
  • 腫れや熱感はないが痛みが非常に強い
  • 保存療法を十分に試みたが改善しない
🟢 保存療法で改善が見込めるケース
  • 膝だけでなく足首・股関節も全体的に硬い
  • 触ると筋肉の短縮・筋膜の癒着が確認できる
  • 整体・マッサージで一時的に楽になる
  • 姿勢不良・O脚などアライメント不良がある
  • 筋力低下が著しく膝が不安定な状態
【院長コメント】
「手術が必要な方がいることは事実です。しかし関節の外——筋肉の短縮・筋膜の癒着・アライメント不良——に原因がある方は、施術やセルフケア・トレーニングで痛みを改善していくことが可能です。まず手術を選択する前に、こうした保存的アプローチを十分に試みることが大切だと思っています。手術は一度行ったら取り返せない選択でもあります。」
— 庄司 崇晃(膝痛専門 こころ整体院 byコレクト 院長)

再生医療について——可能性と注意点

再生医療は可能性はあるが、姿勢・動作を変えなければ再発リスクが残る。

近年、変形性膝関節症への再生医療(PRP療法・幹細胞治療など)が注目されています。半月板・軟骨を再生・補修するという考え方は理にかなっており、改善が見られた方もいます。一方で、注意すべき点もあります。

再生医療で軟骨・半月板が修復される
しかし姿勢・動作(アライメント)が変わっていない
以前と同じ使い方を続けることで再び軟骨・半月板に変性が起きる
「再生医療をしたのにまた痛くなった」という状態に戻る

スポーツ損傷など外的な損傷が原因であれば話は別ですが、現在の姿勢・動作パターンによって軟骨がすり減っているケースでは、再生医療だけでは根本解決になりません。姿勢・アライメントの改善と組み合わせてこそ、再生医療の効果が持続します。

🔬 再生医療が「なぜ効くのか」まだ完全には解明されていない

再生医療を実施している医師自身が、なぜ膝の痛みが改善するのかをすべて説明できているわけではないのが現状です。実際に効果を感じた方がいる一方、改善しなかった方が専門院を訪れるケースも少なくありません。

再生医療は完全否定できるものではありませんが、現時点では科学的なエビデンスが積み上がっている段階にあります。興味がある方は主治医に詳しく聞いた上で、姿勢・動作改善と組み合わせることも視野に入れて判断することをお勧めします。

手術の種類——人工膝関節・骨切り術のリスクと適応

手術を選択する場合にも複数の選択肢があります。主な手術の特徴とリスクを把握しておくことが大切です。

要検討 人工膝関節置換術(TKA)

変形した膝関節を人工関節に置き換える手術です。変形が高度で日常生活に大きな支障がある場合の選択肢となります。痛みの改善効果は高い一方、人工関節には耐用年数があること・感染リスク・術後リハビリの必要性・元の膝には戻せないことなどを十分に理解した上で判断する必要があります。

要検討 高位脛骨骨切り術(HTO)

脛骨(すねの骨)を切って角度を変えることで、膝への荷重を内側から外側に分散させる手術です。比較的若い方・活動性の高い方に適応されることがあります。自分の骨を残せるメリットがある一方、骨切りは不可逆的な操作であり、適応・術式の選択・術後管理に高い専門性が必要です。

⚠️ 手術を検討する前に確認すべきこと
  • 保存療法を十分に試したか:施術・運動療法・筋膜リリース・アライメント改善などを十分に行った上での判断かどうか
  • 手術のリスクを正確に把握しているか:感染・血栓・人工関節の耐用年数・骨切りの不可逆性などを理解しているか
  • セカンドオピニオンを取ったか:一人の医師の判断だけでなく、複数の専門家の意見を聞くことが大切
  • 自分で情報を収集・吟味したか:手術は取り返しがつかない選択。自分で情報を整理し後悔のない判断をすることが重要

保存療法で取り組むべき3つのアプローチ

手術の前に試すべきこと——筋膜リリース・トレーニング・アライメント改善の3本柱。

関節の外に原因がある場合(あるいは手術前に保存療法を十分に試みたい場合)、以下の3つのアプローチが柱になります。

1 筋膜リリース・施術

筋肉の短縮・筋膜の癒着が原因の場合は、これをほぐすことで関節への余分なストレスが軽減し、痛みの改善が期待できます。エコーで癒着箇所を特定した上でアプローチすることが最も効果的です。

2 筋力トレーニング

筋肉が萎縮・機能低下している部位(特に内側広筋・中臀筋)を鍛えることで膝の安定性を高め、炎症が起きにくい状態を作ります。筋力トレーニングは施術と組み合わせることで効果が最大化します。

3 アライメント・姿勢の改善

O脚・骨盤前傾・膝蓋骨の位置ずれなどのアライメント不良を修正することで、膝への偏った荷重を解消します。再生医療を受ける場合も、アライメントを改善しておかないと再発リスクが残ります。

やってはいけないNG行動

⚠️ 手術・治療の判断でやりがちなNG行動
  • 保存療法を試さずにすぐ手術を選択する:関節の外に原因がある場合は手術なしに改善できる可能性があります。まず保存療法を十分に試みてください
  • 一人の医師の判断だけで決める:手術は取り返しがつかない選択です。必ずセカンドオピニオンを取ることをお勧めします
  • 再生医療だけに頼る:姿勢・動作(アライメント)を変えなければ、再生した軟骨・半月板が再び変性するリスクがあります
  • 手術を怖がって何もしない:手術が不要なケースでも、放置すれば変形は進行します。保存療法にはしっかり取り組んでください
  • 情報を吟味せずに決める:どの治療法も完璧ではありません。複数の情報源から自分で整理し、後悔のない判断をすることが大切です
手術を勧められているが、まだ迷っている。
まず保存療法を試してみませんか?
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byコレクトのアプローチ——手術の前に試すべきこと

「手術しかない」と言われた方でも、関節の外の問題が残っているケースが多くあります。byコレクトではエコー検査で関節内外の状態を可視化し、保存療法で改善できる余地があるかを正確に評価します。

STEP 1
エコー検査による関節内外の評価

超音波エコーで膝関節・筋膜・滑膜・筋肉の状態をリアルタイムに観察します。関節の外(筋肉の短縮・筋膜の癒着・アライメント不良)に問題があるかどうかを可視化し、手術なしで改善できる可能性を評価します。

STEP 2
筋膜リリースによる癒着の解消

エコーで特定した癒着部位に筋膜リリースを行い、組織間の滑走性を回復させます。筋肉の短縮・癒着が原因の痛みはこのアプローチで大幅に改善するケースが多くあります。

STEP 3
軸矯正+筋力トレーニング

アライメント不良を修正し、内側広筋などの萎縮した筋肉を鍛えることで膝の安定性を回復させます。再生医療と組み合わせる場合も、このアプローチが再発防止の土台になります。

よくある質問(FAQ)

Q1. 医師に手術を勧められましたが、断ってもいいですか?

手術はあくまで患者さん本人の意思決定によるものです。「手術しか選択肢がない」と感じる場合でも、まずセカンドオピニオンを取ること、保存療法を十分に試みることをお勧めします。ただし、変形が高度で日常生活に支障が出ている場合は手術が最善の選択肢となるケースもあります。

Q2. 再生医療は受けた方がいいですか?

スポーツ損傷など明確な外的要因で軟骨・半月板が損傷した場合は選択肢になり得ます。しかし現在の姿勢・動作パターンが原因で変性が起きている場合は、アライメント改善と組み合わせないと再発リスクが残ります。受ける前に専門院で姿勢・動作の評価を受けることをお勧めします。

Q3. 人工膝関節にした後でも施術は受けられますか?

はい、人工膝関節置換術後のリハビリ・施術も対応しています。術後の筋力回復・アライメント調整・日常生活動作の改善を目的とした運動療法は、術後の経過を良好にするために重要です。術後の状態に応じてプログラムを組みますので、まずご相談ください。

Q4. 手術しない場合、どのくらいで改善しますか?

原因と状態によって異なりますが、関節の外(筋膜の癒着・アライメント不良)が主因の場合、施術を継続して2〜8週間で痛みの変化を感じる方が多いです。変形が高度な場合は改善に時間がかかることもあります。2〜3週間で全く変化がない場合はアプローチを見直す必要があります。

Q5. 骨切り術と人工関節、どちらが自分に合っていますか?

一般的に、骨切り術(高位脛骨骨切り術)は比較的若い・活動性の高い方に、人工関節置換術は高齢・活動量が少ない・変形が高度な方に適応される傾向があります。ただし適応判断は整形外科医が行うものですので、複数の専門医にセカンドオピニオンを求めることをお勧めします。

Q6. 「関節の外の問題」かどうかは自分でわかりますか?

目安として、膝だけでなく足首・股関節も全体的に硬い、触ると筋肉の張りや硬さがある、整体・マッサージで一時的に楽になるといった場合は関節の外の問題が関与している可能性があります。正確な判断はエコー検査などによる専門的な評価が必要です。

センター北・横浜市都筑区で手術を迷っている方へ

センター北周辺エリアでも、「手術を勧められたが怖くて迷っている」「手術前にできることを試したい」「再生医療が気になっているが本当に効くのか知りたい」というご相談を多くいただきます。手術は一度行ったら取り返しのつかない選択です。まず保存療法で改善できる余地があるかどうかを正確に評価することが大切です。

膝痛専門 こころ整体院 byコレクトは、センター北駅からすぐの場所にある膝の痛みに特化した専門院です。エコー検査で関節内外の状態を可視化し、手術なしで改善できる可能性を評価した上で最適なアプローチをご提案します。

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まとめ

膝の痛みの原因は「関節の中(約60%)」と「関節の外(約30%)」に分かれます。関節の外に原因がある場合は、施術・セルフケア・トレーニングで改善できる可能性があります。手術は取り返しがつかない選択であるため、まず保存療法を十分に試みた上で判断することが重要です。再生医療も同様に、姿勢・アライメントの改善と組み合わせてこそ効果が持続します。

📋 今日からできること
  • 膝だけでなく足首・股関節の硬さを確認し、「関節の外の問題」の可能性を確認する
  • 手術を勧められた場合はセカンドオピニオンを取る
  • 再生医療を検討している場合は、姿勢・アライメント改善と組み合わせることを意識する
  • 保存療法(施術・トレーニング・アライメント改善)を十分に試みてから手術を判断する
  • 自分で複数の情報を収集・吟味し、後悔のない選択をする
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参考文献

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  • Bannuru RR, et al. "OARSI guidelines for the non-surgical management of knee, hip, and polyarticular osteoarthritis." Osteoarthritis and Cartilage, 2019; 27(11): 1578–1589.
  • Kon E, et al. "Platelet-rich plasma: intra-articular knee injections produced favorable results on degenerative cartilage lesions." Knee Surgery, Sports Traumatology, Arthroscopy, 2010; 18(4): 472–479.
  • Sharma L, et al. "The role of knee alignment in disease progression and functional decline in knee osteoarthritis." JAMA, 2001; 286(2): 188–195.
  • Stecco C, et al. "Hyaluronan within fascia in the etiology of myofascial pain." Surgical and Radiologic Anatomy, 2011; 33(10): 891–896.
この記事の監修者
安藝 泰弘(Yasuhiro Aki)
givers ホールディングス株式会社 代表取締役/臨床研究者(Clinical Researcher)
柔道整復師|人間科学修士

2006年にこころ整骨院を創業し、現在は国内外164拠点のヘルスケア事業を統括。臨床と経営の傍ら東亜大学大学院にて人間科学修士号を取得し、2025年に国際学術誌『PLOS ONE』に筋膜トリガーポイントと肩甲骨アライメントに関する研究論文を筆頭著者として発表。科学的根拠に基づく独自メソッド「GIFT」を開発。

PLOS ONE 掲載著者 人間科学修士 臨床歴28年
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この記事の執筆者
庄司 崇晃(Shoji Takaaki)
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