【横浜市・センター北】変形性膝関節症の原因とは?なぜ起こるのか・冬に悪化する理由と対処法を解説

【横浜市・センター北】変形性膝関節症の原因とは?なぜ起こるのか・冬に悪化する理由と対処法を解説

変形性膝関節症はなぜ起こるのか?冬に悪化する理由・原因・対処法を専門院が解説

「整形外科に行ったら『年相当です』と言われて終わった」「注射・シップ・電気治療を続けているが、なぜ変形するのか・どうすれば良くなるのかを教えてもらえない」——センター北・横浜市都筑区エリアでも、こうした変形性膝関節症に関するお悩みは非常に多く、膝痛専門 こころ整体院 byコレクトにも日々多くのご相談が寄せられています。

変形性膝関節症は「なぜ起こるのか」「なぜ冬に悪化するのか」「手術は必要なのか」という3つの疑問が特によく挙がります。原因を正しく理解することが、適切な対処への第一歩です。

この記事では、センター北の膝痛専門 こころ整体院 byコレクトの視点から、変形性膝関節症が起こるメカニズムと2つの原因分類、冬に症状が悪化する理由、整形外科での対応の限界と根本的なアプローチまで詳しく解説します。

  • 公開日:2026年5月15日
  • 監修:安藝 泰弘(givers ホールディングス株式会社 代表取締役/臨床研究者)
  • 執筆:庄司 崇晃(膝痛専門 こころ整体院 byコレクト 院長)
※本記事は医療情報の提供を目的としており、診断・治療に代わるものではありません。症状が強い場合は医療機関を受診してください。
Q. 変形性膝関節症はなぜ起こるのか? A. 変形性膝関節症の原因は大きく「機能的要因」と「疾患的要因」の2つに分けられます。機能的要因はスポーツ・生活習慣・筋肉の使い方など、疾患的要因は糖尿病・ホルモンバランスの乱れ・ステロイド服用歴などです。整形外科で「年相当」と言われても、原因を把握して適切にアプローチすることで改善が期待できます。
📋 この記事のポイント
  • 変形性膝関節症の原因は「機能的要因」と「疾患的要因」の2種類に整理できる
  • 冬に悪化する理由は関節液の粘性増加→摩擦・抵抗の増大→変形の加速
  • 整形外科の「年相当」という説明では根本原因がわからない
  • 機能的要因(生活習慣・筋肉の使い方)は改善できる余地が大きい
  • 疾患的要因(糖尿病・ホルモンバランス・ステロイド)も変形性膝関節症に深く関わる
  • 膝のお皿(膝蓋骨)の状態が変形性膝関節症の進行に大きく影響する
🔍 こんな経験はありませんか?
  • 整形外科で「年齢的なものです」と言われ、それ以上の説明がなかった
  • 冬になると膝の痛みや動きの悪さが特に強くなる
  • 若い頃にスポーツでひざをケガしたことがある(半月板損傷など)
  • 糖尿病・婦人科系の疾患・ステロイドの服用歴がある
  • 出産・閉経の前後から膝の痛みが出始めた

これらは変形性膝関節症の原因・悪化要因と関わっているサインかもしれません。以下で詳しく確認してください。

なぜ冬に変形性膝関節症は悪化するのか

寒さで関節液の粘性が増し、膝関節の摩擦・抵抗が大きくなることで変形が加速しやすくなる。

変形性膝関節症の方の多くが「冬になると特に膝が痛い・動かしにくい」と感じます。これには明確なメカニズムがあります。

寒くなり膝周囲の温度が低下する
関節内の関節液(滑液)の粘性が増加——ネバネバが強くなる
関節の動きに対する摩擦・抵抗が大きくなる
動くために必要な筋力がより多く必要になる
大腿骨とお皿・大腿骨と脛骨の間に強い摩擦・圧迫が生じる
軟骨のすり減りが加速し、変形が進みやすくなる

冬の対策としては、膝周囲を温めること(サポーター・温熱療法)が症状緩和に有効です。ただし、これは「冬の悪化を防ぐ対症療法」です。根本的な変形の進行を抑えるためには、原因へのアプローチが必要です。

よくある3つの疑問

❶ なぜ変形性膝関節症が起こるのか
  • 生活習慣・スポーツ歴などの機能的要因
  • 糖尿病・ホルモンバランスなどの疾患的要因
  • この2つが複合して起きることが多い
❷ どうすれば良くなるのか
  • 機能的要因であれば適切なアプローチで改善できる
  • 膝のアライメント修正・筋力強化・筋膜リリースが柱
  • 原因を特定してから取り組むことが最短ルート
❸ 手術はした方がいいのか
  • 保存療法(運動・注射・リハビリ)で改善が見込めるならまず保存療法を優先
  • 変形が高度で日常生活に支障がある場合に手術を検討
  • 手術前に専門院での評価を受けることを推奨

機能的要因——生活習慣・スポーツ・筋肉の使い方

「どう使ってきたか」が変形に直結する。機能的要因は改善できる余地が大きい。

機能的要因とは、日常の生活習慣・スポーツ歴・筋肉の使い方など、体の使い方に由来する原因です。変形性膝関節症の多くはこの機能的要因が中心にあります。

1
スポーツ・激しい運動の習慣

長年にわたる膝への高負荷が積み重なることで軟骨がすり減り、変形性膝関節症につながります。特に膝を深く曲げる動作・繰り返しのジャンプ・長時間の走行などが膝関節への負担を蓄積させます。

2
正座・深い膝曲げの生活習慣

日常的に正座をする・しゃがむ・膝を深く曲げる動作が多い生活スタイルは、膝蓋骨と大腿骨の間への圧力を繰り返し高め、長期的に変形を促進します。

3
大腿四頭筋(太ももの前の筋肉)の過度な使用

大腿四頭筋を強く使う動作が多いと、膝蓋骨を介して大腿骨への圧迫が増大します。特に大腿四頭筋のアンバランスな使い方(内側広筋の弱化+外側の過緊張)がアライメント不良を招き、変形を加速させます。

4
スポーツ外傷による半月板損傷・切除歴

若い頃のスポーツで半月板を損傷し、切除手術を受けた方は軟骨への負担が増えるため変形性膝関節症になりやすいとされています。半月板はクッションの役割を果たしており、その喪失が軟骨のすり減りを加速させます。

疾患的要因——糖尿病・ホルモンバランス・ステロイド

整形外科的な問題だけでなく、全身的な疾患・ホルモン環境が変形性膝関節症に深く関わる。

見落とされがちですが、整形外科的な問題以外の疾患・体の状態が変形性膝関節症を引き起こす・悪化させるケースがあります。

①糖尿病

糖尿病の方は筋肉が硬くなりやすく、関節の動きが阻害されやすい状態にあります。関節の可動域が狭まることで骨と骨がぶつかりやすくなり、軟骨のすり減りが加速します。また、糖尿病による血流障害・神経障害も組織の修復力を低下させます。

②ホルモンバランスの乱れ(女性のライフイベント)

女性は出産・閉経などのライフイベントでホルモンバランスが大きく変動します。ホルモンバランスが乱れると体が炎症しやすい状態になり、変形性膝関節症のリスクが高まります。

特に出産後の膝痛は次のメカニズムで起きることがあります。

妊娠中:お腹が大きくなり反り腰の状態が続く
産後:反り腰が解除され、体が元の位置に戻ろうとする
もともと筋肉が硬い・筋膜に癒着がある方は変化に対応しきれない
膝関節への負担が高まり、産後の膝痛として発症する

③ステロイド服用歴

ステロイドは強力な抗炎症薬として使われますが、長期使用によって骨関節系が弱くなることが知られています。骨壊死・変形性膝関節症のリスクが高まることが報告されており、ステロイドの内服歴がある方は整形外科的なフォローが特に重要です。

🔬 女性に変形性膝関節症が多い理由——エストロゲンと軟骨の関係

変形性膝関節症の罹患率は女性の方が男性より高く、特に閉経後に急増します。その背景にはエストロゲン(女性ホルモン)の減少があると考えられています。エストロゲンは軟骨細胞の保護・関節の炎症抑制に関与しており、閉経によってエストロゲンが低下すると軟骨の修復能力が低下し、関節の炎症が起きやすくなります。

また、女性はもともと靭帯の弛緩性が高く膝関節の安定性が男性よりやや低いという解剖学的特徴もあります。これらが複合して、女性の変形性膝関節症リスクを高めると考えられています。

整形外科の限界と「年相当」問題

変形性膝関節症で整形外科を受診すると、「年相当の変形です」と言われ、注射・湿布・電気治療を処方されて終わるケースが非常に多いです。

整形外科の役割は骨・軟骨の変形を画像(レントゲン・MRI)で診断し、必要に応じて薬物療法や手術を行うことです。しかし「なぜ変形が起きたか」「どうすれば進行を抑えられるか」という機能的・生活習慣的な原因への対処は、整形外科だけでは十分にカバーできないことがほとんどです。

⚠️ 「年相当」という説明では何もわからない理由
  • 「年相当」は変形の程度の説明であり、なぜ変形したかの原因説明ではない
  • 同じ年齢でも変形が進む人・進まない人がいる——原因は人それぞれ
  • 機能的要因(生活習慣・筋力・アライメント)は整形外科の診察だけでは評価されにくい
  • 「注射とシップ」は症状を和らげる対症療法であり、変形の進行を止めるものではない
【院長コメント】
「整形外科に行って『年相当ですね』と言われて帰ってきた方は本当に多いです。その説明では今後どうすればいいかが全くわかりませんよね。変形性膝関節症の原因は人によって異なり、機能的な要因であれば適切なアプローチで進行を抑えたり、痛みを改善したりできる可能性があります。まず自分の膝の状態と原因をきちんと評価してもらうことが大切です。」
— 庄司 崇晃(膝痛専門 こころ整体院 byコレクト 院長)

やってはいけないNG行動

⚠️ 変形性膝関節症の方がやりがちなNG行動
  • 「年相当」と言われてそのまま放置する:変形は進行します。早めに原因を特定してアプローチすることが進行を抑える鍵です
  • 冬だけ対策して他の季節はケアしない:冬は症状が出やすいだけで、変形の原因は一年中存在します。継続的なアプローチが必要です
  • 膝が痛いからと完全に動かさない:動かさないことで筋力が低下し、膝の不安定性が増してかえって悪化することがあります
  • 自分の原因を確認せずに「膝に良い」情報を片っ端から試す:原因が機能的要因か疾患的要因かによってアプローチが異なります。まず原因の特定を優先してください
  • 糖尿病・ホルモン関連の疾患を膝と切り離して考える:全身的な疾患が変形性膝関節症に関わっている可能性があります。かかりつけ医との連携も重要です
「年相当」では終わらせない。
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byコレクトのアプローチ——原因から根本的に改善する

「なぜ変形したか」の原因を特定せずに処置だけ続けても、変形の進行は止まりません。byコレクトでは機能的要因を中心に、エコー検査・筋膜リリース・軸矯正の3ステップで根本的にアプローチします。

STEP 1
エコー検査による膝・周囲組織の詳細評価

超音波エコーで膝関節・軟部組織をリアルタイムに観察し、アライメント不良・筋膜の癒着・滑膜の炎症・膝蓋骨の位置ずれを特定します。レントゲンではわからない機能的な問題を可視化し、変形の原因を個別に把握します。

STEP 2
筋膜リリースによる組織の滑走性回復

癒着した筋膜・関節周囲組織をリリースし、関節の動きと筋肉の機能を回復させます。糖尿病や筋肉の硬さが原因となっている場合も、組織の滑走性を改善することで関節への余分なストレスを軽減できます。

STEP 3
膝関節の軸矯正+個別運動療法

アライメント不良を根本から修正し、膝蓋骨の正しい位置を回復させます。原因に合わせた個別の運動プログラムで筋力・安定性を高め、変形の進行を抑え痛みのない生活を目指します。

よくある質問(FAQ)

Q1. 変形性膝関節症は治りますか?

すでに変形した骨・軟骨を元に戻すことはできません。しかし、変形が進む原因(機能的要因)を改善することで、痛みを軽減し日常生活の質を高めること・変形の進行を遅らせることは十分に期待できます。「治す」より「うまく付き合いながら改善する」が現実的な目標です。

Q2. 冬の膝の痛みを和らげるために今すぐできることはありますか?

膝周囲を温めることが最も手軽で効果的です。サポーター(保温タイプ)・カイロ・入浴時に膝までしっかり温めるなどが有効です。ただしこれは対症療法であり、根本的な改善には原因へのアプローチが必要です。

Q3. 糖尿病があると変形性膝関節症になりやすいのですか?

糖尿病がある方は筋肉が硬くなりやすく関節の動きが制限されやすいため、変形性膝関節症のリスクが高まります。血糖コントロールを行いながら、膝周囲の筋肉の柔軟性・筋力を維持することが大切です。

Q4. 産後に膝が痛くなりました。変形性膝関節症ですか?

産後の膝痛のすべてが変形性膝関節症というわけではありませんが、反り腰の解除による姿勢変化・ホルモンバランスの乱れ・育児による膝への負荷増大などが重なって膝の痛みが出ることがあります。まず専門院での評価を受け、原因を特定することをお勧めします。

Q5. 手術を勧められましたが、まだ迷っています。

手術(人工関節置換術など)は変形が高度で日常生活に大きな支障がある場合の選択肢です。まだ保存療法(運動・注射・リハビリ・専門院でのアプローチ)を十分に試していない場合は、手術前に一度専門院での評価とアプローチを受けてみることをお勧めします。

Q6. ステロイドを長年使用しています。膝への影響はありますか?

ステロイドの長期使用は骨の強度低下・骨壊死・変形性膝関節症のリスクを高めることが知られています。かかりつけ医と相談しながら、膝の状態を定期的にチェックすることをお勧めします。

Q7. 変形性膝関節症の進行を遅らせるために最も大切なことは何ですか?

「膝への余分なストレスをいかに減らすか」が最も重要です。具体的には、アライメント(O脚など)の改善・体重管理・内側広筋を含む膝周囲筋の強化・適切な靴の選択・筋膜の柔軟性維持が挙げられます。単独ではなく複数のアプローチを組み合わせることが効果的です。

センター北・横浜市都筑区で変形性膝関節症にお悩みの方へ

センター北周辺エリアでも、「整形外科で年相当と言われた」「冬になると特に膝が痛い」「なぜ変形したのか知りたい」というご相談を多くいただきます。変形性膝関節症の原因は人によって異なり、正しく把握してアプローチすることが改善への最短ルートです。

膝痛専門 こころ整体院 byコレクトは、センター北駅からすぐの場所にある膝の痛みに特化した専門院です。エコー検査・筋膜リリース・軸矯正の3ステップで、「年相当」では終わらせない根本的なアプローチを提供しています。

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まとめ

変形性膝関節症は「年相当」で片づけられる問題ではなく、機能的要因(生活習慣・スポーツ・筋肉の使い方)と疾患的要因(糖尿病・ホルモンバランス・ステロイド)が複合して起きるものです。冬に悪化するのは関節液の粘性増加による摩擦増大が原因で、対策も含めて正しく理解することが重要です。

📋 今日からできること
  • 冬は膝周囲を温める(サポーター・入浴)で関節液の粘性増加を緩和する
  • 自分の変形性膝関節症が機能的要因か疾患的要因かを振り返ってみる
  • 糖尿病・ホルモン関連の疾患がある場合はかかりつけ医にも相談する
  • 「年相当」と言われても諦めず、専門院での機能評価を受ける
  • 痛みが強い時期は無理に動かさず、落ち着いたらトレーニングを開始する
「年相当です」では終わらせない。
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参考文献

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  • Srikanth VK, et al. "A meta-analysis of sex differences prevalence, incidence and severity of osteoarthritis." Osteoarthritis and Cartilage, 2005; 13(9): 769–781.
  • Sharma L, et al. "The role of knee alignment in disease progression and functional decline in knee osteoarthritis." JAMA, 2001; 286(2): 188–195.
  • Lohmander LS, et al. "The long-term consequence of anterior cruciate ligament and meniscus injuries." American Journal of Sports Medicine, 2007; 35(10): 1756–1769.
  • Stecco C, et al. "Hyaluronan within fascia in the etiology of myofascial pain." Surgical and Radiologic Anatomy, 2011; 33(10): 891–896.
この記事の監修者
安藝 泰弘(Yasuhiro Aki)
givers ホールディングス株式会社 代表取締役/臨床研究者(Clinical Researcher)
柔道整復師|人間科学修士

2006年にこころ整骨院を創業し、現在は国内外164拠点のヘルスケア事業を統括。臨床と経営の傍ら東亜大学大学院にて人間科学修士号を取得し、2025年に国際学術誌『PLOS ONE』に筋膜トリガーポイントと肩甲骨アライメントに関する研究論文を筆頭著者として発表。科学的根拠に基づく独自メソッド「GIFT」を開発。

PLOS ONE 掲載著者 人間科学修士 臨床歴28年
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この記事の執筆者
庄司 崇晃(Shoji Takaaki)
膝痛専門 こころ整体院 byコレクト 院長
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