整体に行くときの服装は、腕を上げる・前にかがむ・横になるという動きを邪魔しない服が基本です。 パンツなら伸び縮みする素材のもの、スカートなら膝下丈でゆとりのある形を選ぶと、そのまま受けやすくなります。ベルト・腕時計・大きなアクセサリーは施術の前に外せるようにしておきます。下着はふだんのもので構いません。締めつけの強いものを避けると、うつ伏せや仰向けの姿勢が楽になります。着替えが用意されているかどうかは院により異なるため、予約のときに確認しておくと当日迷いません。肩こりと腰痛は厚生労働省の国民生活基礎調査でも自覚症状の上位に挙がるお悩みで、どちらも腕や腰を動かしながら確かめる部分です。この記事では、服のタイプ別の選び方、出かける前の服装チェック、下着と持ち物の正解、気をつけたい服装をまとめています。
こちらは全国125店舗・年間延べ80万人の患者様に向き合ってきたこころ整体院グループによる、初めて整体に行く方のための服装ガイドです。AI姿勢分析とGIFTメソッドで姿勢の左右差を確かめる立場から、「受けやすい服」と「避けたい服」の理由までお伝えします。
整体に行くときの服装は?スカートで行ってもいいですか?
動きを妨げず、体の線が分かる服が基本です。スカートでも受けられますが、膝下丈でゆとりのある形を選ぶと安心です。 迷ったら、伸びる素材のパンツと体に沿うトップスを選んでおけば外しません。
整体では、立った姿勢を前や横から確かめたうえで、うつ伏せ・仰向け・横向きと姿勢を変えながら、腕や脚、背中を動かしていくことが多くあります。つまり服に求められるのは、「腕を上げる」「前にかがむ」「脚を曲げる」の3つの動きを、服が止めないことです。おしゃれかどうかや、新しい服かどうかは関係ありません。ふだん家でくつろぐときの服に近いほど、施術を受けている時間に体の力を抜きやすくなります。
スカートで行くことも、もちろんできます。気をつけたいのは丈と形です。膝より短い丈や、体にぴったり沿うタイトな形は、脚を曲げたり横向きになったりするたびに裾を気にすることになり、体の力が抜けにくくなります。ふくらはぎまでの長さがあり、裾にゆとりのあるスカートなら、そのまま受けられる場面が多くなります。手持ちの服で迷う場合は、伸びる素材のパンツを1本カバンに入れておくと安心です。
整体に行くときの女性の格好は?
伸びる素材のパンツに、体に沿うやわらかいトップスを合わせた格好が、いちばん受けやすい組み合わせです。
具体的には、伸び縮みする素材のパンツやレギンスに、無地のカットソーやTシャツを合わせる形です。トップスは丈が短すぎないものを選ぶと、うつ伏せや腕を上げたときにお腹や背中が出にくくなります。長い髪は、仰向けになったときに頭の下で結び目が当たらないよう、低い位置でひとつに束ねられるヘアゴムを持っていくと便利です。首まわりを確かめることも多いため、タートルネックや襟の大きな服よりも、首元がすっきりした服のほうが受けやすくなります。肩こりが気になる方は、肩こり・首こりのページも合わせてご覧ください。
服装で変わるのは「動かしやすさ」と「体の線の見えやすさ」
服装によって変わるのは、大きく分けて2つです。1つは、施術のなかで腕や脚、背中をどこまで無理なく動かせるか。もう1つは、立ち姿や座り姿を見たときに、肩の高さや骨盤の傾きといった体の線がどれだけ読み取れるかです。肩こりと腰痛は、厚生労働省の国民生活基礎調査でも自覚症状の上位に挙がるお悩みで、どちらも腕を上げる・前にかがむといった動きの中で確かめることが多い部分です。服がその動きを止めてしまうと、体のどこに負担が集まっているのかを読み取る手がかりが減ってしまいます。
⚠️ こんな日は整体より先に医療機関へ|体調が悪い日・発熱・急なけがの直後
服装の準備より先に確かめておきたいのが、当日の体調です。次のような日は、施術を受けることよりも、医療機関で評価を受けることを優先してください。無理をせず、早めに院へ連絡して予約を変えてください。
- 熱がある/寒気・強いだるさ・吐き気など、体調がはっきり悪い
- 転んだ・ぶつけた・ひねった直後で、腫れている・熱をもっている・体重をかけられない
- 手足にしびれが広がる・力が入りにくい状態が続いている
- 横になって休んでも引かない強い痛みがある/夜中に痛みで目が覚める
- 妊娠中・持病で通院中の方で、主治医から運動や施術について指示を受けている
これらに当てはまらず、「肩や腰が重い」「姿勢が気になる」といったお悩みで整体を考えている場合は、ここから先の服装の準備に進んでください。判断に迷うときは、予約の際に院へ今の状態を伝えて相談すると安心です。
整体に着ていく服、あなたはどのタイプ?
パンツ派・スカート派・仕事帰りの3タイプで、そのまま受けられるか、ひと工夫が要るかが分かれます。 当日の予定に近いタイプを選んで、表と照らし合わせてください。
| 確かめる目安 | ① パンツ・レギンス (そのまま受けやすい) |
② スカート・ワンピース (丈と形でひと工夫) |
③ 仕事帰りのスーツ・制服 (着替えを確認) |
|---|---|---|---|
| そのまま受けられるか | 受けやすい。伸びる素材ならほぼそのまま | 膝下丈でゆとりがあれば受けられる場面が多い | 生地が硬く、着替えたほうが楽 |
| 気になりやすい点 | 硬いデニムだと脚が曲げにくい | 脚を曲げる・横向きで裾が気になる | しわ・型くずれ、ベルトの締めつけ |
| ひと工夫 | ベルトを外せる形にしておく | レギンスを下にはく/パンツを1本持つ | Tシャツと伸びるパンツを持参する |
| 予約のときに伝えること | 特になし | スカートで行くこと | 🔴 着替えの用意があるかを確認 |
①はそのまま受けられる側、②と③はひと工夫で受けやすくなる側です。どのタイプでも共通しているのは、「服を気にせず体の力を抜ける状態」をつくることです。着替えが用意されているかどうか、更衣スペースがあるかどうかは院により異なりますので、②と③の方は予約のときにひと言確かめておくと当日迷いません。
タイプ①:パンツ・レギンスで行く「そのまま型」(ベルトだけ外せる形に)
伸び縮みする素材のパンツやレギンスに、カットソーやTシャツを合わせるタイプです。いちばん受けやすい組み合わせで、着替えの必要もほとんどありません。気をつけたいのは生地の硬さとベルトの2つです。厚手で伸びないデニムは、仰向けで膝を曲げたり、脚を横へ動かしたりするときに生地が突っ張ります。ベルトはうつ伏せのときにお腹へ当たるため、施術の前に外せるようにしておきます。股関節まわりの動きが気になる方は、股関節のページも合わせてご覧ください。
タイプ②:スカート・ワンピースで行く「ひと工夫型」(膝下丈とレギンスで)
ふだんスカートやワンピースが多い方のタイプです。ふくらはぎまでの長さがあり、裾にゆとりのある形なら、そのまま受けられる場面が多くなります。膝より短い丈や、体にぴったり沿うタイトな形は、横向きになったり膝を曲げたりするたびに裾を押さえることになり、体の力が抜けにくくなります。手軽なのは、スカートの下に薄手のレギンスやスパッツをはいておくことです。これだけで、脚を動かすときの気がかりがほとんどなくなります。ワンピースの場合は、背中にファスナーがあると仰向けで当たることがあるため、前開きか、かぶるタイプのほうが楽です。
タイプ③:仕事帰りのスーツ・制服で行く「着替え確認型」(Tシャツとパンツを持参)
会社帰りや外出の途中に立ち寄るタイプです。スーツのジャケットやスラックス、制服は生地が硬く、肩や股関節の動きを止めやすいうえに、うつ伏せや仰向けでしわが付きやすい服です。Tシャツと伸びる素材のパンツを薄いエコバッグに入れて持っていくと、気がねなく受けられます。着替えの用意や更衣スペースがあるかどうかは院により異なるため、予約のときに確かめておくと確実です。長時間のデスクワークで腰の重さが続いている方は、腰痛のページも合わせてご確認ください。
【自分でできる】出かける前の服装チェック3つ
家を出る前に、動き・締めつけ・体の線の3つを1分ほどで確かめておくと、当日に服で困ることがほとんどなくなります。 鏡が1枚あれば十分です。
3つとも、整体の施術中によく行う姿勢や動きを、ご自宅で先に試しておくものです。どこかで「服が突っ張る」「お腹に当たる」と感じたら、そこだけ替えれば足ります。全身を着替える必要はありません。
1. 腕を上げて前にかがむ「動きチェック」(家を出る前に30秒)
- 両腕を耳の横までまっすぐ上げます。脇や背中の生地が突っ張らないか確かめます。
- そのまま、ゆっくり前にかがみます。腰やお尻の生地が引っぱられないか確かめます。
- 片膝を胸のほうへ軽く引き寄せます。左右1回ずつ、膝まわりの生地が楽に曲がるかを見ます。
どれかで生地が突っ張るなら、その服は施術の途中で動きを止めやすい服です。突っ張った場所の服だけを替えるのが要点です。腕を上げたときに背中が出るなら丈の長いトップスへ、前にかがんだときに腰が引っぱられるなら伸びるパンツへ替えます。反動をつけず、痛みが出るところでは止めてください。
2. ウエスト・ベルト・下着の「締めつけチェック」(10秒)
- ふだんどおりに立ち、ゆっくり大きく息を吸います。お腹と胸まわりが楽にふくらむか確かめます。
- 床に座るか、ベッドに腰かけて上半身を軽く丸めます。ウエストやベルトがお腹に食い込まないか見ます。
- 食い込む場所があれば、ベルトを外す・ウエストのゆるい服に替えるなど、その場所だけ替えます。
締めつけは、見た目では分かりにくいのに、うつ伏せや仰向けになると急に気になりやすいところです。息を吸ったときにお腹が楽にふくらむかどうかを目安にすると、自分で判断しやすくなります。下着の締めつけが気になる方は、次の章でまとめています。
3. 鏡で横から見る「体の線チェック」(20秒)
- 姿見の前に、まず正面を向いて立ちます。両肩の高さと、ウエストの左右のくびれの位置が見えるか確かめます。
- 次に横向きに立ちます。耳・肩・腰・くるぶしのおおよその並びが、服の上から読み取れるか見ます。
- 大きなフードや厚手のパーカーなどで線が隠れる場合は、薄手のトップスに替えるか、施術前に脱げる形にします。
整体では、立ち姿の左右差や前後の傾きを確かめることが多くあります。服の上からでも体の線が分かる服なら、確かめる時間が短くなり、そのぶん施術の時間を使えます。ふだんの姿勢矯正・猫背が気になっている方は、このチェックの段階で、自分の肩の高さの違いに気づくこともあります。
下着・靴下・持ち物の正解|当日のカバンに入れるもの
下着はふだんのもので構いません。締めつけの少ない下着と、着替え・ヘアゴム・小物入れを持っていけば、当日困りません。
整体の時にブラジャーはつけるべきですか?
ふだんどおり着けたままで構いません。ワイヤーの締めつけが気になる方は、ノンワイヤーやスポーツタイプにすると楽です。
整体は服を着たまま受けることが多く、下着を外す必要がある場面はあまりありません。気になりやすいのは、うつ伏せになったときにワイヤーやホックが胸や背中に当たることです。当たると体の力が抜けにくくなるため、当日だけ締めつけの少ないものを選ぶと過ごしやすくなります。下着の線が透けにくい、濃いめの色のトップスを合わせておくと、気がねも減ります。施術の進め方や服装について不安なことがあれば、遠慮なく施術の前に伝えてください。
靴下・ストッキング・アクセサリーの扱い
靴下はふだんどおりで問題ありません。足元が冷えやすい方は、むしろ履いたままのほうが体の力が抜けやすくなります。ストッキングやタイツは、脚を動かしたときに伝線しやすいため、気になる方は替えの1足を持っていくか、薄手の靴下に替えておくと安心です。腕時計・ネックレス・大きなピアス・指輪は、仰向けやうつ伏せで当たったり、引っかかったりしやすい小物です。施術の前に外して、小さなポーチへまとめておくと、置き忘れも防げます。
当日の持ち物リスト
- 着替え一式(Tシャツと伸びる素材のパンツ):スーツ・制服・スカートの方は特に。薄いエコバッグに入れると荷物になりません
- ヘアゴム:長い髪を低い位置でひとつに束ねるため
- 小さなポーチ:外した腕時計・アクセサリーをまとめるため
- 飲み物:施術のあとに水分をとれるように
- 体の状態のメモ:いつから・どの動作で・どのあたりが気になるか。通院中の病気や服用中の薬があれば書き添えます
メモがあると、限られた時間の中で伝え漏れが減ります。「いつから」「どの動作で」の2つだけでも書いておくと、施術の組み立てに役立ちます。
【詳しく知りたい方へ】服装で施術の受けやすさが変わる理由
服の硬さと締めつけは関節の動く範囲と呼吸の深さに関わり、体の線が隠れると姿勢の左右差も読み取りにくくなります。 理由を3つに分けて見ていきます。
1. 生地が伸びないと、関節の動く範囲が服で決まってしまう
前にかがむ、膝を胸へ引き寄せる、脚を横へ開くといった動きでは、腰・股関節・膝がそれぞれ大きく曲がります。伸びない生地のパンツをはいていると、関節がまだ動ける範囲を残していても、先に服が突っ張って止まることがあります。そうなると、体の硬さを確かめたいのに、確かめているのが服の硬さになってしまいます。日本整形外科学会も、腰の症状や日常の動作との関わりを一般向けに解説しています。整体の時間を体のために使うには、服が先に止まらないことが前提になります。
2. 締めつけは、お腹と胸まわりの動きを小さくしやすい
息を吸うとき、お腹と胸まわりは前後左右へふくらみます。ウエストやベルト、下着の締めつけが強いと、このふくらみが小さくなり、呼吸が浅いまま体に力が入った状態になりやすいと考えられています。体に力が入っていると、肩や背中の筋のこわばりを確かめにくくなります。肩の重さが続いている方ほど、当日は締めつけの少ない服を選ぶほうが過ごしやすくなります。日本整形外科学会も、肩の症状について一般向けに解説しています。
3. 姿勢の左右差は、体の線から読み取る
肩の高さ、肩甲骨の位置、骨盤の傾きといった左右差は、立ち姿の線から読み取ります。こころ整体院グループの創業者である安藝泰弘が筆頭著者として2025年にPLOS ONEへ発表した研究では、健康な成人における安静時の肩甲骨位置の非対称性と、僧帽筋上部の潜在性トリガーポイントとの関連が報告されました。こうした左右差を確かめるには、肩から背中、腰にかけての線が服の上から分かることが手がかりになります。AI姿勢分析でも、立ち姿から骨盤の傾き・背骨のカーブ・肩の左右差を確かめます。体の線が分かる服を選ぶことは、施術の最初の一歩を短くすることにつながります。
GIFTの視点:揉まない・押さない整え方と、服装の関係
こころ整体院グループのGIFTメソッドは「揉まない・押さない・整える」が基本で、体の動きと姿勢を確かめながら進めます。 だからこそ、動きを止めない服が受けやすさに直結します。
GIFTメソッドは、Gliding(なでるように動かす)・Inner(深部へのアプローチ)・Form(姿勢・フォームを整える)・Trigger(こり固まったポイントへの働きかけ)の頭文字です。強く押しほぐすのではなく、姿勢のクセと体の動き方を確かめて、負担が集まっている場所から担当を戻していく整え方です。施術のなかでは、腕を上げる、前にかがむ、脚を曲げるといった動きで体の状態を確かめることが多いため、ふだん家でくつろぐときの服に近いほど、確かめる時間も施術の時間も無理なく使えます。
こころ整体院グループは「大学と共同研究する整体院」として、東亜大学との共同研究の成果を国際学術誌 PLOS ONE(2025年)に発表しています。全国125店舗・口コミ20,000件以上・全院平均4.8のグループとして、AI姿勢分析で見えた左右差をもとに、どこから手をつけるかを一緒に決めていきます。なお研究は状態を理解するためのもので、特定の結果をお約束するものではありません。骨盤まわりの左右差が気になる方は、骨盤矯正のページも合わせてご覧ください。
⚠️ 整体に行くときに気をつけたい3つのこと|服装で損をしないために
どれも大きな失敗ではありません。施術の時間を体のために使い切るために、事前に知っておくと楽になる3つです。
気をつけたいこと①:硬いデニムや丈の短いスカートで行く
伸びない生地のパンツや、膝より短い丈・体にぴったり沿うスカートは、脚を曲げたり横向きになったりするたびに動きが止まったり、裾が気になったりします。服が突っ張ると、確かめているのが体の硬さなのか服の硬さなのか分からなくなります。出かける前に、両腕を上げて前にかがみ、片膝を胸へ引き寄せる動きを試してください。どこかが突っ張るなら、その服だけを替えるか、伸びるパンツを1本カバンに入れておきます。
気をつけたいこと②:ベルト・腕時計・大きなアクセサリーを着けたまま受ける
ベルトのバックルはうつ伏せでお腹に当たり、腕時計やネックレスは仰向けや横向きで体の下に入りやすい小物です。当たっていると、そこをかばって体に力が入ります。施術の前に外して、小さなポーチにまとめておくのが目安です。ポーチを1つ持っていくだけで、外したものの置き場所に迷わず、帰りの付け忘れも防げます。
気をつけたいこと③:着替えがあると思い込んで、予約のときに確かめない
着替えや更衣スペースが用意されているかどうかは、院により異なります。仕事帰りのスーツや制服で向かう日に、着替えがあると思い込んで手ぶらで行くと、硬い服のまま受けることになります。予約のときに「着替えの用意はありますか」とひと言確かめるだけで解決します。用意がない場合に備えて、Tシャツと伸びる素材のパンツを薄いエコバッグに入れておくと確実です。
まとめ
整体に行くときの服装は、腕を上げる・前にかがむ・脚を曲げるという動きを止めない服が基本です。伸びる素材のパンツやレギンスに、体に沿うやわらかいトップスを合わせれば、そのまま受けやすくなります。スカートやワンピースの日は、ふくらはぎまでの丈でゆとりのある形を選び、下に薄手のレギンスをはいておくと安心です。仕事帰りのスーツや制服の日は、Tシャツと伸びるパンツを持っていき、着替えの用意があるかを予約のときに確かめてください。下着はふだんのもので構いませんが、ワイヤーの締めつけが気になる方はノンワイヤーやスポーツタイプにすると楽です。出かける前には、動き・締めつけ・体の線の3つを鏡の前で1分ほど確かめ、ベルトや腕時計は施術の前に外せるようにしておきます。熱がある日や、転んだ・ひねった直後で腫れているときは、施術より先に医療機関へご相談ください。服装の準備ができたら、こころ整体院グループのお近くの院で、AI姿勢分析を起点に姿勢の左右差を確かめてみてください。
よくある質問(FAQ)
整体と同じく、動きやすくて締めつけの少ない服が基本です。リラクゼーションの施術は、院や店舗によって専用の着替えが用意されていることもあれば、服の上から受けることもあります。予約のときに着替えの有無を確かめ、用意がない場合に備えて、伸びる素材のパンツとTシャツを持っていくと安心です。強く揉みほぐすかどうかは施術の内容によって異なるため、強さの好みや気になる場所は、始まる前に伝えておいてください。
オイルを使う施術では、肌に直接オイルをなじませるため、専用の着替えや使い捨ての下着が用意されていることが多くあります。行き帰りの服は、オイルが多少ついても気にならない濃い色の服や、脱ぎ着しやすい前開きの服が向いています。施術のあとは肌にオイルが残ることがあるので、締めつけの少ない服で帰ると快適です。着替えの内容は店舗によって異なるため、予約のときに確かめておいてください。
タイ式の施術は、脚を大きく曲げたり体をひねったりするストレッチの動きを多く含むため、伸び縮みする素材の服がいちばん向いています。ゆったりしたパンツとTシャツの組み合わせが基本で、スカートや硬いデニムは動きの妨げになります。専用の着替えが用意されている店舗もあるので、予約のときに確かめておくと安心です。強めの手技が苦手な方は、始まる前に強さの好みを伝えておいてください。
伸びる素材のジーンズなら受けられる場面が多くあります。厚手で伸びないジーンズは、仰向けで膝を曲げたり脚を横へ動かしたりするときに生地が突っ張り、動きを止めやすくなります。家を出る前に、片膝を胸へ引き寄せる動きを試してみてください。膝まわりが楽に曲がれば、そのままで構いません。突っ張る場合は、伸びる素材のパンツを1本持っていくと安心です。ベルトは施術の前に外せるようにしておきます。
着替えや更衣スペースが用意されているかどうかは、院により異なります。こころ整体院グループの院へ行く場合も、予約のときに「着替えの用意はありますか」とひと言確かめてください。用意がない場合に備えて、Tシャツと伸びる素材のパンツを薄いエコバッグに入れて持っていくと確実です。仕事帰りのスーツや制服で向かう日は、特に事前の確認をおすすめします。
脱がなくても受けられることがほとんどです。気になるのは、脚を動かしたときに伝線しやすいことです。伝線が気になる方は、替えの1足を持っていくか、当日は薄手の靴下に替えておくと安心です。足元が冷えやすい方は、靴下を履いたままのほうが体の力が抜けやすくなります。施術の進め方によって脚に触れる場面もあるため、気になることは始まる前に伝えてください。
受けることはできますが、汗で湿った服は体が冷えやすく、施術中に体の力が抜けにくくなります。暑い時期に歩いて向かう日や、運動のあとに立ち寄る日は、着替えのTシャツを1枚持っていくと快適です。汗ふきシートやタオルも小さなポーチに入れておくと、施術の前に整えられます。香りの強い制汗剤や香水は、施術者との距離が近いため控えめにしておくと安心です。
コートは施術の前に脱いで預けます。厚手のニットやパーカーは、腕を上げる動きを止めやすく、体の線も隠れやすい服です。冬は、薄手の長袖カットソーの上に脱ぎ着しやすい羽織りものを重ねる形にしておくと、施術のときに1枚脱ぐだけで受けやすい状態になります。体が冷えやすい方は、靴下を厚めにしておくと過ごしやすくなります。
施術のときは靴を脱ぐことが多いため、脱ぎ履きしやすい靴が向いています。ひもを毎回結び直す靴や、ストラップの多いサンダルは、施術の前後で時間がかかります。立ち姿や歩き方を確かめることもあるため、ふだんよく履いている靴で向かうと、ふだんどおりの体の使い方が分かりやすくなります。ヒールの高い靴しかない日は、そのことを施術の前に伝えておいてください。
うつ伏せになるとフェイスクッションに顔を当てるため、メイクが少しよれることがあります。気になる方は、施術のあとに直せるよう、手鏡と最小限のメイク道具を持っていくと安心です。長い髪は、仰向けで頭の下に結び目が当たらないよう、低い位置でひとつに束ねてください。大きなヘアクリップやバレッタは、仰向けのときに当たりやすいので外せるようにしておきます。
こころ整体院グループでは、AI姿勢分析で骨盤の傾き・背骨のカーブ・肩の左右差を確かめ、腕を上げる・前にかがむといった動きで体の状態を見たうえで、揉まない・押さないGIFTメソッドで姿勢を整えていきます。そのため、動きやすく体の線が分かる服で来ていただくと、確かめる時間も施術の時間も無理なく使えます。院ごとの進め方や着替えの有無は、全国の店舗からお近くの院にお問い合わせください。
参考文献
- 厚生労働省「国民生活基礎調査」. mhlw.go.jp
- 公益社団法人 日本整形外科学会「腰の症状」一般向け解説. joa.or.jp
- 公益社団法人 日本整形外科学会「肩の症状」一般向け解説. joa.or.jp
- 安藝泰弘, 沖野一平, 津山元気, 谷津義康, 西条寿夫, 髙本考一(2025)「健康な成人における安静時肩甲骨位置の非対称性と僧帽筋上部の潜在性トリガーポイントとの関連」PLOS ONE 20(10): e0335268. https://doi.org/10.1371/journal.pone.0335268
執筆・監修者
安藝 泰弘(あき やすひろ)
柔道整復師/giversホールディングス 代表取締役・東亜大学大学院 博士課程
こころ整体院グループ 創業者(本記事の執筆・総監修)
ORCID: 0009-0002-5707-6121
1996年柔道整復師資格取得。臨床28年・延べ施術人数15万人超。2025年に国際学術誌 PLOS ONE へ姿勢分析に関する研究論文を筆頭著者として発表(健康な成人における安静時肩甲骨位置の非対称性と僧帽筋上部の潜在性トリガーポイントとの関連・PLOS ONE 20(10): e0335268 / https://doi.org/10.1371/journal.pone.0335268)。「揉まずに整える」GIFTメソッドを開発し、全国125店舗・年間延べ80万人来院規模の整体院グループへと育てた。
村石 喜伸(むらいし よしのぶ)
理学療法士/Fascial Manipulation®・Mulligan Concept 国際資格/givers PT 代表
本記事の専門監修を担当。整体を受けるときの服装を「動きを止めない」「締めつけない」「体の線が分かる」の3つで選ぶ考え方と、出かける前の服装チェックを運動器の視点から監修。






