頭痛は何科に行くべき?|症状別の受診先と病院に行く目安
緊張型・片頭痛・群発頭痛・危険な頭痛――症状のタイプによって、最適な受診先は異なります。受診の目安や危険なサインも含め、頭痛で困ったときの判断基準を整理しました。
こんな頭痛は危険|すぐに相談を
以下のいずれかに当てはまる場合は、まず#7119(救急安心センター)に電話してください。看護師や医師が24時間対応で、救急車を呼ぶべきか・どの病院に行くべきかを判断してくれます。
- 今まで経験したことのない激しい頭痛が突然起きた
- 頭痛と同時に意識がもうろうとする、呼びかけに反応しにくい
- 手足のしびれ・麻痺がある
- ろれつが回らない
- 物が二重に見える、視野が欠ける
- 高熱(38度以上)と首のこわばりをともなう
- 頭をぶつけた後に頭痛が悪化している
📞 #7119(救急安心センター)
24時間対応・通話料無料
※意識がない・呼吸がおかしい場合は迷わず119番(救急車)を呼んでください。
頭痛は何科?タイプ別の受診先ガイド

頭痛は大きく「一次性頭痛(頭痛そのものが病気)」と「二次性頭痛(別の病気が原因)」に分かれます。上の緊急ボックスに当てはまらない頭痛は、以下のタイプ別に受診先を選んでください。
緊張型頭痛|頭全体が締めつけられるような痛み
特徴:頭の両側がギューッと圧迫される感覚。重苦しい。我慢できないほどではないが、毎日〜数日おきに続く。首こり・肩こりをともなうことが多い。デスクワーク後に悪化しやすい。
🏥 受診先:脳神経内科 / 内科 / 頭痛外来
まずは医療機関で二次性頭痛(他の病気が原因)が除外されていることを確認してください。緊張型頭痛と診断された場合は、薬物療法に加えて、首・肩まわりの筋緊張の緩和が有効とされています。
片頭痛|頭の片側がズキズキと脈打つ痛み
特徴:頭の片側(ときに両側)がズキンズキンと脈打つように痛む。吐き気、光や音への過敏をともなうことが多い。動くと悪化する。前兆として「キラキラした光が見える(閃輝暗点)」が出る場合もある。
🏥 受診先:脳神経内科 / 頭痛外来
片頭痛には、市販の鎮痛薬では十分に効かないケースが多くあります。医療機関ではトリプタン系薬剤など、片頭痛に特化した薬が処方可能です。発作が月に複数回ある場合は予防薬の検討も行われます。
群発頭痛|片目の奥を突き刺すような激痛
特徴:片目の奥が突き刺されるように激しく痛む。涙・鼻水・充血をともなう。毎日決まった時間(特に夜間)に発作が起き、数週間〜数ヶ月続く「群発期」がある。男性に多い。
🏥 受診先:脳神経内科 / 頭痛外来
群発頭痛は市販薬ではほぼ効果がありません。医療機関では酸素吸入やトリプタンの皮下注射など、発作時の専門的な治療が受けられます。群発頭痛を扱う頭痛外来を探すことをおすすめします。

受診先の早見表
| あなたの症状 | 最適な受診先 | 備考 |
| 突然の激しい頭痛+意識障害・しびれ | #7119 → 必要なら119番 | くも膜下出血・脳出血の可能性 |
| ズキズキ脈打つ頭痛・吐き気あり | 脳神経内科 / 頭痛外来 | 片頭痛の可能性。トリプタン処方 |
| 片目の奥の激痛・涙・鼻水 | 脳神経内科 / 頭痛外来 | 群発頭痛の可能性。酸素吸入 |
| 締めつけるような痛み・首肩こり | 脳神経内科 / 内科 | 緊張型頭痛の可能性 |
| 風邪の症状をともなう頭痛 | 内科 | 風邪・副鼻腔炎の可能性 |
| 目の奥の痛み+目のかすみ | 眼科 | 緑内障の可能性 |
| あごの痛み・口が開きにくい | 歯科・口腔外科 | 顎関節症の可能性 |
| どこに行けばいいか分からない | かかりつけ医(内科) | 適切な専門科へ紹介状を出してもらえる |
こんなときは病院へ|受診の判断基準
「頭痛くらいで病院に行ってもいいのか」と迷う方は多いですが、以下のいずれかに該当する場合は受診をおすすめします。
- 頭痛が月に3回以上繰り返している
- 市販の鎮痛薬を月に10日以上使っている(薬物乱用頭痛のリスク)
- 頭痛で仕事や家事に支障が出ている
- 頭痛の頻度や強さが最近になって変わった
- 50歳以降に初めて頭痛を経験した
- 市販薬を飲んでも効かない、または効きが悪くなった
慢性的な頭痛を放置すると、頭痛が慢性化し、さらに治りにくくなるという悪循環が起きる場合があります。「いつもの頭痛」でも、頻度や程度に変化があれば早めの受診が安心です。

首肩こりをともなう頭痛にお悩みの方へ
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整体院での施術が選択肢になるケース
緊張型頭痛に対する手技療法(軟部組織へのアプローチ)は、痛みの強度・頻度の改善に有効であるとする複数のシステマティックレビューが発表されています。
10本のRCT(ランダム化比較試験)を統合したシステマティックレビュー(Cumplido-Trasmonte, 2021)では、手技療法が緊張型頭痛の痛みの強度、頻度、障害度、生活の質、頸部可動域のいずれにも正の効果を示したと報告されています。また、別のメタ分析(Mesa-Jiménez, 2015)では、手技療法は短期的には薬物療法と同等以上の効果を持つと結論づけています。
整体院が効果を発揮しやすい頭痛には、主に以下の2つがあります。
① 緊張型頭痛(首肩こりをともなう締めつけ型)

首の後ろから肩にかけての筋肉(僧帽筋・後頭下筋群・板状筋など)の持続的な緊張が関与しています。デスクワークやスマートフォン操作で頭が前方に突き出す姿勢が続くと、これらの筋肉に負荷がかかり、頭痛の原因になることがあります。
② トリガーポイントによる関連痛

僧帽筋や後頭下筋群、胸鎖乳突筋などにトリガーポイント(こりの中にある過敏な圧痛点)が形成されると、頭部に「関連痛」として痛みが飛ぶことがあります。当院の研究(PLOS ONE掲載)でも、肩甲骨の位置と僧帽筋のトリガーポイントとの間に統計的に有意な関連が確認されており、姿勢の問題がトリガーポイント形成に寄与している可能性が示されています。
こころ整体院では、GIFT(Gliding・Inner・Form・Trigger point)の4つの視点で首・肩まわりの状態を評価し、トリガーポイントの解除、筋膜の滑走性回復、姿勢の改善を通じて、頭痛の軽減を目指します。
※整体院は医療機関ではないため、頭痛の診断や投薬はできません。片頭痛・群発頭痛・二次性頭痛は整体院の対象外です。頭痛が初めての方や、いつもと違う頭痛がある方は、先に医療機関で危険な原因を除外してください。
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※本ページの内容は、一般的な健康情報の提供を目的としたものであり、特定の疾患に対する診断・治療を行うものではありません。頭痛の症状が強い場合や、いつもと違う頭痛がある場合は、まず医療機関を受診してください。
※「改善」「緩和」等の表現は施術による一般的な体感の変化を示すものであり、効果を保証するものではありません。効果には個人差があります。
※本ページは2025年2月18日施行の厚生労働省「あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師及び柔道整復師等の広告に関する検討会」ガイドラインおよび景品表示法に準拠して作成しています。
最終更新日:2026年3月31日|監修:安藝泰弘(医療法人奥山会常務理事・柔道整復師・東亜大学大学院博士課程)、萩原三郎(NATA公認ATC)

