五十肩(肩関節周囲炎)の改善の要点は、炎症が強い時期は無理に動かさず安静を保ち、痛みが落ち着いてきたら少しずつ肩を動かして可動域を取り戻していくことです。 放置すると肩の動きが固まりやすく、日常動作に支障が出ることがあります。こころ整骨院 静岡清水院では、痛みが落ち着いた段階でAI姿勢分析とGIFTメソッドにより肩まわりの動きを整え、再発しにくい体づくりへのアプローチを行います。
こちらはこころ整骨院 静岡清水院(国道150号線沿い・駐車場完備)からお届けする、五十肩の改善方法の解説記事です。静岡清水院では、AI姿勢分析とGIFTメソッドで五十肩の改善と再発予防にアプローチします。
⚠️ すぐに医療機関へ
次のようなサインがある場合は、肩関節周囲炎ではなく、腱板断裂や内臓の異常が隠れていることがあります。自己判断は避け、まずは医療機関を受診してください。
- 転倒や強い衝撃のあとに肩がまったく上がらなくなった
- 夜間に痛みで目が覚め、どの姿勢でも楽にならない状態が2週間以上続く
- 腕や手にしびれ・力の入りにくさが広がっている
- 肩だけでなく胸や背中にも痛みが広がり、息苦しさを伴う
- 発熱を伴う、または体重が急に減った
五十肩とは?まず知っておきたい改善の全体像
五十肩(肩関節周囲炎)の改善の基本は、炎症が強い時期は無理に動かさず安静を保ち、痛みが落ち着いてきたら少しずつ肩の可動域を広げていくことです。 まずは全体像と回復までの流れを押さえましょう。
五十肩は肩関節まわりの組織に炎症が起こり、痛みと動きの制限が生じる状態の通称で、医学的には肩関節周囲炎と呼ばれます。40〜60代に多く見られ、腕を上げる・後ろに回すといった日常動作がつらくなるのが特徴です。多くの場合、「炎症期→拘縮期→回復期」の3段階を経て少しずつ良くなっていくとされ、全体で半年〜1年半ほどかかることがあります。自然に良くなることもありますが、放置すると肩の可動域が狭いまま固まるケースがあるため、時期に応じた対処が大切です。
清水エリアでは港湾関連・物流倉庫での立ち仕事に従事する方からのご相談が多く、重い荷物の上げ下ろしや長時間の同じ姿勢が肩への負担になっている傾向がうかがえます。車移動中心の生活圏で、ハンドル操作の際に肩の動きにくさを感じて来院される方もいらっしゃいます。五十肩は肩こり・首こりとは別の状態ですが、肩まわりの血行不良が重なると痛みが長引きやすい傾向があります。
あなたの五十肩はどの時期?清水エリアで多い傾向+見分け方
五十肩は「炎症期・拘縮期・回復期」の3つの時期に分かれ、それぞれで対処の方向が異なります。 清水エリアの来院者では港湾・物流関連で重い荷物を扱う方と、車移動中心で肩を動かす機会が少ない方の2パターンが目立ちます。自分が今どの時期にいるかを知ると、やるべきことと避けたいことが整理できます。
時期①:炎症期(痛みが強く、じっとしていてもズキズキする)
肩関節まわりに炎症が起こり、動かさなくても痛みを感じる時期です。夜間に痛みが強まり眠れないこともあります。この時期は無理に動かさず、腕を体の前で楽に支えられる姿勢を優先します。痛む方の腕を振り回す・高い位置に持ち上げる動作は避けてください。
時期②:拘縮期(痛みは和らいだが、肩が固まって動かしにくい)
強い痛みは落ち着いてきたものの、肩の動く範囲が狭くなる時期です。腕を上げる・後ろに回す動きが制限され、着替えや洗髪がしにくくなります。この時期は痛みのない範囲で少しずつ肩を動かし、可動域を広げていくことが大切です。
時期③:回復期(動かせる範囲が少しずつ広がっていく)
肩の可動域が徐々に戻り、日常動作の不自由さが減っていく時期です。ここで動かすことをやめると可動域が狭いまま固まることがあるため、セルフケアの継続が大切です。焦らず、痛みのない範囲で動かし続けることが回復の近道です。
清水エリアでは倉庫作業や荷物の積み下ろしで肩を酷使している方が炎症期から、車中心の生活で肩を動かす機会が少ない方が拘縮期から相談に来られることが多い傾向です。どの時期であっても「痛みのある動きを無理に続けない」ことが共通の基本です。
【自分でできる】五十肩のセルフケア・対処法
ここからは、五十肩の痛みが落ち着いてきた段階でご自宅でできるセルフケアと対処法を3つご紹介します。 痛みのない範囲で、呼吸を止めずにゆっくり行うのが基本です。炎症期で強い痛みがある時期は、動かすケアは無理に行わず、まずは安静を優先してください。拘縮期〜回復期にかけて、少しずつ取り入れていきます。
セルフケア①:振り子運動(コッドマン体操)で肩をやさしくほぐす
- テーブルに痛くないほうの手をついて前かがみになり、痛むほうの腕をだらんと下げます
- 体をゆっくり前後・左右に揺らし、腕の重みだけで肩を小さく円を描くように動かします
- 30秒〜1分ほど、力を入れずにゆっくり繰り返します(1日2〜3回が目安)
腕の重みを利用するため肩への負担が少なく、拘縮期の動き出しに適しています。ペットボトル(500ml)を持って行うと重みで少し可動域が広がりやすくなります。
セルフケア②:壁を使った指這い上げ運動(ウォールクライム)
- 壁に向かって立ち、痛むほうの手の指先を壁に当てます
- 指先を少しずつ壁の上に這わせるように腕を上げていきます
- 痛みを感じる手前で止め、5秒キープしてゆっくり下ろします(5〜10回)
痛みが出る高さの手前で止めるのがポイントです。毎日続けると、少しずつ上げられる高さが伸びていく変化を実感できます。
セルフケア③:タオルを使った背中回し運動
- タオルの両端を持ち、背中に回します(痛くないほうの手を上、痛むほうを下)
- 上の手でタオルを引き上げ、下の手がゆっくり背中を上がるように導きます
- 痛みのない範囲で5秒キープ、ゆっくり戻します(5〜10回)
「背中に手が回らない」「エプロンが結べない」という方の可動域づくりに役立ちます。強く引っ張らず、痛くないほうの手で補助する感覚で行ってください。
【詳しく知りたい方へ】五十肩が起こる医学的メカニズム
五十肩の多くは特定の一か所ではなく、肩関節を包む関節包・腱板・滑液包といった複数の組織が関わり合って起こると考えられています。 ここでは少し詳しく、その背景を3つに分けて整理します。
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① 関節包の炎症と線維化
肩関節を包んでいる関節包に炎症が起こると、組織が厚く硬くなり(線維化)、肩の動く範囲が制限されます。この線維化が進むと「凍結肩(フローズンショルダー)」と呼ばれる状態になり、腕を上げる・後ろに回す動きが著しく制限されます。炎症が落ち着いたあとも線維化が残ると可動域が狭いまま固まるため、適切な時期に動かし始めることが大切です。
② 肩甲骨と姿勢の関係
肩の動きは肩関節だけでなく、肩甲骨の動きにも支えられています。猫背や巻き肩の姿勢が続くと肩甲骨の動きが制限され、肩関節に負担が集中しやすくなります。清水エリアでは車の運転姿勢(ハンドルを握る前かがみ姿勢)や、倉庫作業での前傾姿勢が肩甲骨まわりの硬さにつながっているケースが見受けられます。当院のAI姿勢分析は、Googleの骨格推定エンジンをベースに、研究中の姿勢理論を組み込んだ当院独自のシステムで、東亜大学との共同研究で検証を進めています。肩甲骨の位置や姿勢のクセを確認し、肩への負担を減らすアプローチに活用しています。
③ 血行不良と筋緊張の悪循環
五十肩の痛みが続くと、肩を動かすのを避けるようになり、周囲の筋肉が硬く縮まって血行が悪くなります。血行不良は組織の回復を遅らせ、さらに硬さが増す——という悪循環に入りやすくなります。なお厚生労働省の国民生活基礎調査でも、肩こりは女性が自覚する症状の第1位、男性でも第2位とされ、肩まわりの不調は多くの方が経験する身近な悩みです。
GIFTの視点:揉まない・押さない、五十肩の再発予防アプローチ
こころ整体院グループのGIFTメソッドは「揉まない・押さない・整える」を基本に、五十肩の負担を集める姿勢のクセを整えます。 GIFTメソッドは、Gliding(なでるように動かす)・Inner(深部へのアプローチ)・Form(姿勢・フォームを整える)・Trigger(こり固まったポイントへの働きかけ)の頭文字で、強く押しほぐすのではなく姿勢のバランスを整えるアプローチです。
こころ整体院グループは"大学と共同研究する整体院"として、東亜大学との共同研究の成果を国際学術誌 PLOS ONE(2025年)に発表しています。五十肩のケアでも、痛みが落ち着いた段階でまずAI姿勢分析で肩甲骨の位置や姿勢のズレを確認し、断定はせず施術で根本原因を探ります。
↓詳しい内容を知りたい方はこちら↓
- AI姿勢分析で肩まわりのバランスを確認 … 肩甲骨の位置、巻き肩の程度、左右差といった姿勢のクセを確認し、肩関節に負担が集中している原因を探ります。
- 姿勢のクセに合わせて整える … 肩だけでなく背中・胸まわり・骨盤の動きも含めて整え、特定の部位に負担が集中しない状態を目指します。
- セルフケアで定着 … 院でのケアとご自宅でできる肩の動かし方・予防のセルフケアを組み合わせ、可動域を維持しやすい状態を目指します。
全国125院・年間延べ80万人来院規模のグループで、静岡清水院もその1院として地域の方の体に合わせたケアを行っています。なお研究は状態を理解するためのもので、特定の結果をお約束するものではありません。
⚠️ やってはいけない!五十肩の3つのNG行動
NG①:痛みを我慢して無理に腕を上げる
炎症期に痛みを我慢して腕を振り上げると、炎症が悪化して回復が遅れることがあります。「動かさないと固まる」と焦る気持ちは分かりますが、強い痛みがある時期は安静を優先し、動かすのは痛みが落ち着いてからにします。
NG②:痛いからとまったく動かさず放置する
痛みを恐れてまったく動かさない期間が長くなると、関節包の線維化が進み可動域がさらに狭くなることがあります。拘縮期に入ったら、痛みのない範囲で少しずつ動かし始めることが回復への近道です。
NG③:強く揉む・痛いほうの肩を下にして寝る
痛む肩を強く揉むと炎症が悪化する一因になることがあります。寝るときは痛むほうの肩を下にせず、仰向けまたは痛くない側を下にして、腕の下にクッションを入れると楽な姿勢を取りやすくなります。
まとめ
清水エリアの五十肩は、港湾・物流関連の立ち仕事や車中心の生活で肩まわりの動きが硬くなった状態に、日常動作の負担が重なって進行するケースが目立ちます。改善の基本は、炎症が強い時期は安静を保ち、痛みが落ち着いてきたら痛みのない範囲で少しずつ肩を動かすことです。痛みを我慢して無理に上げる・まったく動かさず放置する・強く揉むの3つは避けたい行動です。腕がまったく上がらない、夜間に痛みで2週間以上眠れない、腕にしびれが広がる場合は、迷わず医療機関を受診してください。痛みが落ち着いたら肩こりの再発予防として姿勢のクセを見直し、今回のセルフケアを習慣にすることが役立ちます。静岡清水院の五十肩ページもあわせてご覧ください。
こころ整骨院 静岡清水院
〒424-0903 静岡県静岡市清水区駒越南町2-25 駒越南町店舗 1階
国道150号線沿い・駒越東町交差点付近/駐車場完備 / TEL 054-340-3557
よくある質問(FAQ)
Q1: 五十肩はどのくらいの期間で良くなりますか?
五十肩は炎症期・拘縮期・回復期の3段階を経て、全体で半年〜1年半ほどかかることが多いとされています。自然に改善していくケースもありますが、動かさない期間が長くなると可動域が狭いまま固まることがあるため、痛みが落ち着いたら少しずつ動かし始めることが大切です。
Q2: 五十肩になったら温める・冷やすのどちらがよいですか?
炎症期で熱っぽい腫れがある場合は冷やすことが目安です。拘縮期以降は温めて血行を促すほうが楽に感じられる方が多い傾向です。入浴で肩を温めたあとにセルフケアを行うと、肩が動かしやすくなります。
Q3: 五十肩と肩こりは違いますか?
別の状態です。肩こりは筋肉の緊張・血行不良が中心で、肩を動かすこと自体は制限されにくいのが特徴です。五十肩は肩関節まわりの炎症・線維化により、腕を上げる・後ろに回すといった動きが制限されます。肩こりが長引いて五十肩に移行するケースもあるため、動きの制限を感じたら早めの確認をおすすめします。
Q4: 五十肩のとき、どんな寝方が楽ですか?
痛むほうの肩を下にしない姿勢が基本です。仰向けで痛む側の腕の下にクッションを入れるか、痛くないほうを下にして横向きに寝ると楽になりやすい傾向です。腕が体から離れると痛みが出やすいため、抱き枕やクッションで腕を軽く支えると安定します。
Q5: 五十肩は整体と整形外科のどちらに行けばよいですか?
腕がまったく上がらない、夜間の痛みが2週間以上続く、腕にしびれがある場合は、まず整形外科を受診してください。これらのサインがなく、痛みが落ち着いてきた段階で姿勢の改善や可動域の回復に取り組みたい場合は整骨院・整体院という選択肢があります。
Q6: 五十肩は片方だけですか?反対側もなりますか?
片方の肩に出ることが多いですが、一方が改善したあと反対側に出るケースもあります。同時に両肩に出ることは少ないとされています。一方が改善したあとも、肩まわりの姿勢やセルフケアを続けることが予防に役立ちます。
Q7: 五十肩を予防するために日常で気をつけることはありますか?
車の運転姿勢やデスクワークで前かがみが続くと肩甲骨まわりが硬くなりやすいため、1時間に一度は肩を回す・腕を上げ下ろしする習慣が役立ちます。入浴で肩を温めたあとに軽いストレッチを加えると、肩の柔軟性を保ちやすくなります。
Q8: 車での行き方と駐車場について教えてください。
国道150号線沿い、駒越東町交差点付近にございます。清水駅から車で約10分です。広い無料駐車場を完備していますので、お車でお気軽にお越しください。詳しい道順は院トップページをご確認ください。
Q9: 松坂屋静岡院との違いは何ですか?
松坂屋静岡院は駅直結の百貨店内にあり、電車やバスでのアクセスに便利です。当院(静岡清水院)はロードサイド型で無料駐車場完備。清水区内で車移動中心の方に便利な立地です。施術内容は同じGIFTメソッドですので、通いやすいほうをお選びください。
Q10: 仕事帰りでも五十肩のケアに間に合いますか?
はい。平日(月火木金)は19時40分まで受付しており、お仕事帰りにもお立ち寄りいただけます。土曜は18時まで受付しています。水曜は午後(15:00〜19:40)のみの受付です。日曜は定休日となります。受付時間の詳細は院トップページをご確認ください。
参考文献
- 厚生労働省「国民生活基礎調査」(自覚症状の状況・肩こりに関する統計).
- Kelley MJ, et al. "Shoulder pain and mobility deficits: adhesive capsulitis." Journal of Orthopaedic & Sports Physical Therapy, 2013.
- Neviaser AS, Neviaser RJ. "Adhesive capsulitis of the shoulder." Journal of the American Academy of Orthopaedic Surgeons, 2011.
- 安藝泰弘ほか「上部僧帽筋の潜在的トリガーポイントと肩甲骨の非対称性に関する研究」PLOS ONE, 2025(DOI:10.1371/journal.pone.0335268).
- 静岡市統計書(人口・産業構成)/清水港管理局「港湾統計」.
監修・執筆者
安藝 泰弘(あき やすひろ)
柔道整復師/東亜大学大学院 博士課程
giversホールディングス こころ整体院グループ 創業者
1996年柔道整復師資格取得。臨床28年・延べ施術人数15万人超。国際学術誌 PLOS ONE(2025年)へ姿勢分析に関する研究論文を発表(上部僧帽筋の潜在的トリガーポイントと肩甲骨の非対称性に関する研究・DOI:10.1371/journal.pone.0335268)。「揉まずに整える」GIFTメソッドを開発し、全国125院・年間延べ80万人来院規模の整体院グループへと育てた。





