五十肩の改善方法の基本は、痛みが強い急性期は無理に動かさず安静を優先し、痛みがやわらいできたら振り子運動やタオルを使った動きで少しずつ可動域を広げていくことです。 五十肩は肩関節のまわりに炎症が起き、痛みと動かしにくさが数か月〜1年以上続くことがあるとされます。強く揉みほぐす・痛いのを我慢して無理に回すといった対処はかえって長引く一因になりやすい傾向があります。ココロカラダメディカル整体院 北千住西口院では、独自のAI姿勢分析とGIFTメソッドで肩に負担を集めている姿勢のクセを確認し、整えていきます。
こちらはココロカラダメディカル整体院 北千住西口院(北千住駅西口から徒歩5分)からお届けする、五十肩・肩の痛みの改善方法の解説記事です。北千住西口院では、AI姿勢分析とGIFTメソッドで五十肩の根本原因にアプローチします。
⚠️ すぐに医療機関へ
次のようなサインがある場合は、肩関節周囲の五十肩ではなく、腱(けん)の断裂や神経・内臓の異常が隠れていることがあります。自己判断は避け、まずは医療機関を受診してください。
- 転倒や強い衝撃のあとに肩がまったく上がらない(腱板断裂の疑い)
- 腕から手先にかけてしびれや力の入りにくさが広がる
- 安静にしていても夜間にズキズキと痛みが増していく
- 発熱を伴う肩の強い痛みや腫れがある
- 胸の締めつけ感や息苦しさと同時に左肩が痛む(心臓由来の関連痛の可能性)
五十肩とは?まず知っておきたい改善の全体像
五十肩(肩関節周囲炎)の改善は、痛みが強い時期は無理に動かさず、痛みがやわらいできたら少しずつ可動域を広げていくことが基本です。 まずは全体像と回復までの流れを押さえましょう。
五十肩は、肩の関節のまわりに炎症が起きて、腕を上げたり後ろに回したりする動きが痛みで制限される状態を指す、身近な呼び名です。40〜60代に多くみられ、はっきりした原因が特定しにくいことが多く、人口の2〜5%が経験するとされています。強くこわばって動かしにくくなった状態は凍結肩(とうけつかた/肩が固まった状態)とも呼ばれます。一般的に「炎症期(痛みが強い時期)→拘縮期(かたまる時期)→回復期(動きが戻る時期)」の3段階で経過し、数か月〜1年以上かかることもあります。医学的な仕組みは後半の「起こる医学的メカニズム」の章でわかりやすく解説します。
北千住エリアは5路線が乗り入れるターミナルで、都心方面や埼玉方面へ長時間電車通勤される方が多く、車内で同じ姿勢が続いて肩まわりが固まりやすい傾向があります。デスクワークや立ち仕事で肩を同じ角度で使い続ける方も多く、疲労がたまった肩にふとした動作が重なるケースが目立ちます。肩の負担は肩こり・首こりの慢性化や姿勢の崩れにもつながりやすい点に注意が必要です。
あなたの五十肩はどのタイプ?北千住エリアで多い傾向+見分け方
北千住エリアの五十肩は、働き方と生活の違いから大きく3つの傾向に分かれ、さらに「どの動きで痛むか」で対処の方向が整理できます。 北千住西口院周辺の来院者では長時間の電車通勤やデスクワークをされている方からの肩のご相談が多い傾向で、同じ姿勢の持続と肩の使い方のクセが背景にうかがえます。自分のタイプを知ると、避けたい動作と楽な動かし方が選びやすくなります。
タイプ①:反復作業・重い物型(肩を繰り返し使う動作で負担が蓄積)
同じ動きの繰り返しや重い物の持ち上げなど、肩を同じ角度で使い続けるタイプです。肩の前面に痛みが集中しやすく、腕を頭上に上げる動きで痛みが強まる傾向があります。作業の合間に肩の高さを変える休憩を入れることが負担をやわらげる第一歩です。子育て中の抱っこやベビーカー操作で肩を使い続ける方も、このタイプに当てはまりやすいです。
タイプ②:通勤・巻き肩型(つり革やデスクワークで肩が前に巻く)
長時間の電車通勤でつり革につかまり続けたり、一日中パソコンに向かったりして、肩が前に巻いた姿勢が固定されるタイプです。肩甲骨まわりがこわばり、腕を後ろに回す動き(例:上着の袖に腕を通す、背中で手を組む動作)で痛みが出やすい傾向があります。気づいたときに肩甲骨を軽く寄せることが予防につながります。骨盤の歪みや姿勢の崩れを併発されている方もいらっしゃいます。
タイプ③:運動不足・肩を動かさない型(肩を動かさない時間が長い)
在宅ワークや事務作業で肩を動かさない時間が長く、関節の柔軟性が低下しているタイプです。ふとした動き——棚の上の物を取る、電車で網棚に荷物を載せる——で急に痛みが走ることがあります。1時間に一度は肩を大きく回すことが固まりの予防になります。
あわせて「どの動きで痛むか」でも整理できます。腕を上げると痛む、後ろに回すと痛む、横に開くと痛む——痛む動きを知ると、その方向への無理な動作を避けながら楽な範囲で動かす目安が見えてきます。
【自分でできる】五十肩のセルフケア・肩まわりの動かし方
ここからは、ご自宅で自分でできる五十肩向けのセルフケアと肩まわりの動かし方を3つご紹介します。 痛みのない範囲で、呼吸を止めずにゆっくり行うのが基本です。炎症期(痛みが強い時期)は動かすケアは無理に行わず、安静を優先してください。痛みのピークが過ぎ、こわばりや動かしにくさが中心になってきた段階から取り入れていきます。
セルフケア①:振り子運動(腕の重さでゆらす動き)
- テーブルに痛くないほうの手をつき、上体を少し前に倒します
- 痛いほうの腕をだらんと下げ、体を小さく揺らして腕を前後にゆっくり振ります
- 次に左右、そして小さな円を描くように振ります(各10回ずつ・1日2〜3セット)
炎症期が過ぎた段階の動き出しに向いています。腕の重さだけで振り、肩に力を入れて持ち上げないのがポイントです。運動不足・肩を動かさない型の方の、こわばりをやわらげる最初の一歩に向いています。
セルフケア②:壁を指で登る運動(可動域を少しずつ広げる)
- 壁に向かって立ち、痛いほうの手の指先を壁につけます
- 指先を少しずつ上に「歩かせる」ように、壁を登っていきます
- 痛みが出る手前で止め、10秒キープ。これを5回くり返します
拘縮期(かたまる時期)の可動域回復に向いています。痛みの手前で止め、無理に上げすぎないことが大切です。「昨日より指1本分上がった」と記録すると、続ける励みになります。
セルフケア③:タオルで肩を動かす背中ストレッチ(後ろ手の動きを助ける)
- タオルの両端を持ち、痛くないほうの手を頭の上に、痛いほうの手を背中の下に回します
- 痛くないほうの手でタオルをゆっくり引き上げ、痛いほうの腕を補助します
- 痛みのない範囲で10秒キープ。これを3〜5回くり返します
上着の袖に腕を通す・背中で手を組む動作が楽になる目安になります。通勤・巻き肩型の方の、後ろに手が回りにくい状態のケアに役立ちます。
【詳しく知りたい方へ】五十肩が起こる医学的メカニズム
五十肩の多くは特定の一か所ではなく、関節包の拘縮・肩甲骨の動きの低下・姿勢のクセの3つの要素が関わり合って起こると考えられています。 ここでは少し詳しく、その背景を3つに分けて整理します。
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① 関節包の炎症とかたまり(拘縮)
肩関節を包む関節包(かんせつほう)に炎症が起きると、関節包が厚く硬くなり(拘縮)、肩の動きが制限されます。MRIを用いた研究では、肩が固まった状態の関節包は正常の2〜4倍に厚くなることが確認されています。このかたまりが「腕が上がらない」「後ろに回せない」といった動かしにくさの直接の原因です。炎症が落ち着いたあともかたまりが残ることがあるため、段階的に動かしていく過程が大切になります。
② 肩甲骨の動きの低下
肩を上げる動作は、肩関節だけでなく肩甲骨(けんこうこつ)の動きとの連動(肩甲上腕リズム)で成り立っています。デスクワークやつり革姿勢で肩甲骨まわりの筋肉が固まると、肩甲骨の動きが制限され、肩関節に負担が集中します。肩甲骨の動きが低下した状態で腕を無理に上げようとすると、関節包や腱(けん)への負荷がさらに高まり、痛みが強まることがあります。
③ 姿勢のクセと肩への負担集中
猫背や巻き肩といった姿勢のクセは、肩関節の動く範囲を物理的に狭めます。この姿勢のクセは自分では気づきにくいため、独自のAI姿勢分析を使うと、ご自身では気づきにくいズレを確認しやすくなります。姿勢の崩れは肩だけでなく肩こりにもつながるため、早めの見直しが役立ちます。
GIFTの視点:揉まない・押さない、五十肩の根本改善アプローチ
こころ整体院グループのGIFTメソッドは「揉まない・押さない・整える」を基本に、五十肩の負担を集める姿勢のクセを整えます。 GIFTメソッドは、Gliding(なでるように動かす)・Inner(深部へのアプローチ)・Form(姿勢・フォームを整える)・Trigger(こり固まったポイントへの働きかけ)の頭文字で、強く押しほぐすのではなく姿勢のバランスを整えるアプローチです。
こころ整体院グループは"大学と共同研究する整体院"として、東亜大学との共同研究の成果を国際学術誌 PLOS ONE(2025年)に発表しています(DOI:10.1371/journal.pone.0335268)。五十肩のケアでも、まずAI姿勢分析で姿勢のズレを確認し、断定はせず施術で根本原因を探ります。
↓詳しい内容を知りたい方はこちら↓
- AI姿勢分析で姿勢のズレを確認 … 肩甲骨の位置や背骨のカーブ、左右差といった姿勢のクセを確認し、筋力検査でどの筋肉が使えていないかを確かめます。
- 姿勢のクセに合わせて整える … 肩だけでなく肩甲骨や背骨の動きも含めて整え、特定の部位に負担が集中しない状態を目指します。
- セルフケアで定着 … 院でのケアとご自宅でできる動かし方・予防のセルフケアを組み合わせ、動かしやすい状態を保てるようサポートします。
全国125院・年間延べ80万人来院規模のグループで、北千住西口院もその1院として地域の方の体に合わせたケアを行っています。研究は肩の状態やメカニズムを理解するためのもので、施術による結果は一人ひとり異なります。
⚠️ やってはいけない!五十肩の3つのNG行動
NG①:痛みが強い時期に肩を無理にグイグイ回す
炎症期に無理に動かすと、関節包の炎症がかえって強まり長引く一因になることがあります。痛みの強い時期は肩への刺激を抑え、楽な位置で安静を保ちます。
NG②:痛いからとまったく動かさず固定し続ける
痛みを避けて肩を動かさない期間が長くなると、関節包のかたまりが進み、動く範囲がさらに狭まることがあります。痛みのピークが過ぎたら、痛みのない範囲で少しずつ動かし始めることが回復への近道です。
NG③:自己流で強いストレッチや重い物を持ち上げる
「動かしたほうがいい」と自己流で強いストレッチをしたり、重い物を持ち上げたりすると、腱(けん)や関節包への負担が増すことがあります。まずは振り子運動のような軽い動きから始め、段階的に広げていきます。
まとめ
北千住周辺エリアの五十肩は、長時間の電車通勤による肩まわりの固定化と、デスクワーク・立ち仕事での肩の使い方のクセが重なって起こるケースが目立ちます。改善の基本は、炎症期は無理に動かさず安静にし、痛みのピークが過ぎたら痛みのない範囲で少しずつ可動域を広げていくことです。痛い時期に無理やり回す・こわばったまま動かさず放置する・自己流で強く伸ばすの3つは避けたい行動です。腕のしびれ・脱力・発熱を伴う痛み・胸の締めつけがある場合は、迷わず医療機関を受診してください。痛みが落ち着いたら、今回のセルフケアを習慣にし、姿勢のクセを見直すことが長期的な改善に役立ちます。北千住西口院の五十肩ページもあわせてご覧ください。
ココロカラダメディカル整体院 北千住西口院
〒120-0034 東京都足立区千住2-16 市川ビル 1F
北千住駅西口から徒歩5分/駅前ロータリーを抜けて千住仲町方面へ / TEL 03-5284-8959
よくある質問(FAQ)
Q1: 五十肩はどのくらいの期間で良くなりますか?
五十肩の多くは炎症期・拘縮期・回復期の3段階を経て、半年〜1年半ほどで可動域が戻っていくとされています。個人差が大きく、かたまりが強い場合はさらに時間がかかることもあります。半年以上たっても動く範囲が戻らない場合や、痛みが増していく場合は医療機関で評価を受けてください。
Q2: 五十肩のとき温める・冷やすのどちらがよいですか?
炎症期(ズキズキ痛む・熱っぽい時期)は冷やすことが目安です。拘縮期に入り、こわばりや動かしにくさが中心になったら温めに切り替えます。お風呂あがりなど体が温まったタイミングで軽くセルフケアを行うと、動かしやすくなることがあります。
Q3: 五十肩のとき、肩は動かしたほうがよいですか?
炎症期(痛みが強い時期)は安静を優先します。痛みのピークが過ぎた拘縮期以降は、痛みのない範囲で少しずつ動かすことが大切です。まったく動かさないまま長期間放置すると関節包のかたまりが進み、可動域の回復が遅れることがあります。
Q4: 五十肩で夜に痛みが強くなるのはなぜですか?
横になると肩関節内の圧力が変わり、炎症を起こしている関節包が引き伸ばされて痛みが強まることがあります。痛いほうの肩を上にして横向きに寝る、腕の下にクッションを入れて肩の位置を安定させるなどの工夫で、夜間の痛みがやわらぐことがあります。
Q5: 五十肩に肩のサポーターは使ったほうがよいですか?
炎症期に肩を安定させる目的で短期間使う分には、動きやすくなる方もいます。長期間つけ続けると肩まわりの筋力が落ちる一因になることがあるため、痛みが落ち着いたら少しずつ外す時間を増やすのが現実的です。
Q6: 五十肩は整体と整形外科のどちらに行けばよいですか?
腕のしびれ・脱力、腕がまったく上がらない、発熱を伴う強い痛みがある場合は、まず整形外科を受診してください。これらのサインがなく、拘縮期以降で可動域の回復や姿勢のクセの見直しに取り組みたい場合は整体という選択肢があります。
Q7: 五十肩を予防するためにできることはありますか?
長時間同じ姿勢を続けず、1時間に一度は肩を大きく回す、肩甲骨を寄せるストレッチを取り入れる、といった工夫が役立ちます。猫背や巻き肩など自分の姿勢のクセを知っておくことが、肩への負担集中を防ぐうえで大切です。
Q8: 北千住駅からの行き方を教えてください。
北千住駅西口(マルイ側)の改札を出て、駅前ロータリーを抜けて千住仲町方面へまっすぐ進みます。徒歩約5分の路面店で、道中は人通りも多く、お仕事帰りでも安心してお越しいただけます。詳しい道順は院トップページをご確認ください。
Q9: 北千住東口院との違いを教えてください。
当院はココロカラダメディカル整体院ブランドで、整体施術を中心にケアを行っています。北千住東口院はこころ整骨院ブランドで、柔道整復師による施術が中心です。いずれもgiversホールディングスグループで、揉まずに整えるGIFTメソッドは共通です。通いやすいほうをお選びください。
Q10: 五十肩のケアはどのくらいのペースで通えばよいですか?
肩の状態や生活習慣によって異なりますが、はじめは週1回程度を目安に、痛みの段階に合わせて肩の動きと姿勢のクセを整えていくのが一般的です。動かしやすい状態が続くようになったら、間隔をあけてメンテナンスに切り替えていきます。平日は19時40分まで、土日も受付しておりますので、お仕事帰りにもお立ち寄りいただけます。受付時間の詳細は院トップページをご確認ください。
参考文献
- Neviaser AS, Hannafin JA. "Adhesive capsulitis: a review of current treatment." American Journal of Sports Medicine, 2010.
- Kelley MJ, et al. "Shoulder Pain and Mobility Deficits: Adhesive Capsulitis." Journal of Orthopaedic & Sports Physical Therapy, 2013(JOSPT臨床ガイドライン).
- 厚生労働省「国民生活基礎調査」(自覚症状の状況・肩こりに関する統計).
- 安藝泰弘ほか「健康な成人における安静時肩甲骨位置の非対称性と僧帽筋上部の潜在性トリガーポイントとの関連」PLOS ONE, 2025(DOI:10.1371/journal.pone.0335268).
- 足立区統計書・国勢調査(人口・産業別就業者数).
監修・執筆者
安藝 泰弘(あき やすひろ)
柔道整復師/東亜大学大学院 博士課程
giversホールディングス こころ整体院グループ 創業者
1996年柔道整復師資格取得。臨床28年・延べ施術人数15万人超。国際学術誌 PLOS ONE(2025年)へ姿勢分析に関する研究論文を筆頭著者として発表(健康な成人における安静時肩甲骨位置の非対称性と僧帽筋上部の潜在性トリガーポイントとの関連・DOI:10.1371/journal.pone.0335268)。「揉まずに整える」GIFTメソッドを開発し、全国125院・年間延べ80万人来院規模の整体院グループへと育てた。







