骨盤矯正で大切なのは、産後や日常の座り姿勢で生じた骨盤まわりの歪みを無理なく整え、偏った負担を減らしていくことです。 骨盤の傾きや左右差はご自身では気づきにくく、腰の重だるさや姿勢のクセとして表れることがあります。世界のこころ整骨院 薬院駅ビル院では、独自のAI姿勢分析とGIFTメソッドで骨盤の傾きや左右差を確認し、お一人おひとりの体に合わせて整えていきます。
こちらは世界のこころ整骨院 薬院駅ビル院(西鉄薬院駅ビル1階・駅直結徒歩0分)からお届けする、骨盤矯正の解説記事です。当院では、AI姿勢分析とGIFTメソッドで骨盤の歪みにアプローチします。
⚠️ すぐに医療機関へ
次のようなサインがある場合は、筋肉や骨盤の傾きの問題ではなく、関節や神経、内臓の異常が隠れていることがあります。自己判断は避け、まずは医療機関を受診してください。
- 歩けないほどの恥骨や仙腸関節の激しい痛みが続く
- 尿もれが長期間止まらない、または排尿・排便のコントロールが難しい
- 発熱を伴う腰や下腹部の痛み(産後の感染症などのサインのことがあります)
- お尻から足にかけて強いしびれや力の入りにくさが広がる(坐骨神経に関わる場合があります)
- 転倒や強い衝撃のあと、股関節に体重をかけられないほどの痛みがある(骨折の疑い)
骨盤矯正とは?まず知っておきたい全体像
骨盤矯正とは、産後の靱帯のゆるみや日常の座り姿勢のクセで生じた骨盤まわりのバランスを整え、体の負担を軽くしていくケアです。 まずは骨盤に何が起きているのか、全体像を押さえましょう。
骨盤は上半身と下半身をつなぐ体の土台で、姿勢や動作の要になります。妊娠・出産ではリラキシンというホルモンの影響で骨盤まわりの靱帯がゆるみ、その状態が数か月続くとされます。産後に限らず、長時間のデスクワークや脚を組むクセ、片側に荷物を持つ習慣でも骨盤は少しずつ傾きやすくなります。腰の重だるさを自覚する方は男女ともに多く、骨盤の傾きや左右差はその一因になると考えられています。薬院エリアでは、西鉄天神大牟田線・地下鉄七隈線で通勤される方や、産後の子育て世代の方からのご相談が多い傾向です。来院される方の約6割が薬院・白金・平尾エリアにお住まい、またはお勤めの方で、座り姿勢や片側抱っこで負担が偏るケースが目立ちます。骨盤の傾きは腰痛や肩こりの併発、お尻から足へ広がる坐骨神経痛のような不調にもつながりやすい点に注意が必要です。医学的な仕組みは、後半の章でわかりやすく解説します。
あなたの骨盤の歪みはどのタイプ?薬院エリアで多い傾向+見分け方
薬院エリアの骨盤の悩みは、生活スタイルの違いから大きく3つの傾向に分かれ、さらに「どの姿勢でつらいか」で整理できます。 薬院駅ビル院周辺の来院者ではデスクワークや立ち仕事の働き盛りの方と、産後の子育て世代が中心で、座り姿勢や抱っこ・授乳の姿勢との関連がうかがえます。自分のタイプを知ると、日常で気をつけたい姿勢が見えてきます。
タイプ1:座り姿勢・脚組み型(長時間の座位や脚組みで骨盤が傾く)
デスクワークや電車移動で座っている時間が長く、脚を組むクセがある——こうした片側に偏った座り姿勢が骨盤の左右差や後傾を生みやすいタイプです。薬院は西鉄・地下鉄七隈線で通勤される方が多く、座りっぱなしの時間が骨盤を傾ける一因になります。脚を組む向きを左右で交互にし、深く座り直すことが負担の偏りをやわらげます。
タイプ2:片側抱っこ・産後型(抱っこや荷物で片側に負担が偏っている)
赤ちゃんをいつも同じ側の腕で抱っこし、反対の手で荷物を持つ——産後は靱帯がゆるんだ状態が続き、片側に偏った負担が骨盤の左右差を定着させやすいタイプです。買い物や外出のついでに来られる子育て世代の方に多くみられます。抱っこの腕を意識して左右交互にすることが役立ちます。
タイプ3:立ち仕事・筋力低下型(骨盤を支える筋力が低下している)
立ち仕事が長い方や、産後・運動不足で体幹の筋力が戻っていないタイプです。骨盤を支える筋肉が弱い状態で家事や仕事の動作をくり返すと、骨盤の前傾(反り腰)が強まりやすくなります。無理のない範囲で骨盤底筋を意識した運動を始めることが回復の第一歩です。
あわせて「どの姿勢でつらいか」でも整理できます。座っていてつらいなら骨盤の後傾、立っていて腰が反るなら前傾——つらい姿勢の反対方向に骨盤を軽く動かすと楽になりやすい傾向があります。自分がどの姿勢でつらいかを知ると、日常で避けたい動作が見えてきます。
【自分でできる】骨盤まわりのセルフケア・姿勢チェック
ここからは、ご自宅や仕事の合間にできる骨盤まわりのセルフケアと姿勢チェックを3つご紹介します。 痛みのない範囲で、呼吸を止めずにゆっくり行うのが基本です。産後の方は1か月健診で医師から運動の許可が出てから、帝王切開の方は傷の回復に合わせ産後2〜3か月を目安に、無理のない範囲で取り入れていきます。
セルフケア1:骨盤底筋のやさしい引き上げ(骨盤の土台を整える)
- 仰向けに寝て、両ひざを軽く立てます
- 息を吐きながら、おしりの穴をキュッと締めるように骨盤底筋を引き上げます
- 5秒キープしたら、息を吸いながらゆっくり力を抜きます。これを10回くり返します
骨盤の土台になる骨盤底筋(こつばんていきん)を、ふたたび働かせていく基本のケアです。立ち仕事・筋力低下型の方がまず取り組みやすく、テレビを見ながらでも行えます。
セルフケア2:骨盤の前後傾運動(骨盤の傾きを立て直す)
- 仰向けに寝て、両ひざを軽く立てます
- 息を吐きながら腰を床に押し付けるように骨盤を後傾させます(腰と床のすき間をなくす)
- 次に息を吸いながら腰を軽く反らせて骨盤を前傾させます。この前後を5回ゆっくりくり返します
座り姿勢・脚組み型の方の「骨盤を立てる感覚」をつかむケアです。骨盤が前後のどちらに傾きやすいかの自己チェックにもなります。
セルフケア3:片ひざ倒しストレッチ(骨盤の左右差を整える)
- 仰向けに寝て、両ひざを立てます
- 両ひざをそろえたまま、息を吐きながら左側にゆっくり倒します(肩が浮かない範囲で)
- 10秒キープしたら戻し、反対側も同様に。左右各3回くり返します
片側抱っこ・産後型の方の左右の偏りを整えるケアです。倒しやすい側と倒しにくい側の差が、骨盤の左右差の目安になります。
【詳しく知りたい方へ】骨盤が歪みやすくなる医学的メカニズム
骨盤の歪みは特定の一か所ではなく、靱帯のゆるみ、筋力の低下、姿勢の偏りの3つの要素が関わり合って起こると考えられています。 ここでは少し詳しく、その背景を3つに分けて整理します。
↓詳しい内容を知りたい方はこちら↓
1 靱帯のゆるみと関節の不安定さ
骨盤は、仙腸関節(せんちょうかんせつ)と恥骨結合(ちこつけつごう)という関節でつながっています。妊娠中に分泌が増えるリラキシンは、これらの靱帯をゆるめて出産に備える役割を担い、そのゆるみは出産後も数か月〜半年ほど続くとされます。産後に限らず、関節に片側へ偏った負担が続くと骨盤は不安定になり、傾きや左右差が定着しやすくなります。
2 骨盤底筋・腹横筋の筋力低下
体幹の「天然のコルセット」といわれる骨盤底筋や腹横筋(ふくおうきん)が弱ると、骨盤を支える力が不足します。妊娠中や長期間の運動不足でこれらの筋肉の張りが低下したまま日常動作をくり返すと、骨盤の前傾(反り腰)や後傾が強まりやすくなります。厚生労働省の国民生活基礎調査でも、腰の不調は多くの方が自覚する身近な症状とされています。
3 姿勢の偏りと骨盤のクセ
脚を組む、片側で荷物を持つ、抱っこや前かがみの作業が続く——こうした日常の動作は、骨盤を特定の方向へ傾けるクセをつくります。前かがみの時間が長いほど骨盤は後傾しやすく、片側荷重では左右どちらかに傾きます。こうした姿勢のクセは、姿勢のズレを確認する独自のAI姿勢分析を使うと、ご自身では気づきにくいズレを確認しやすくなります。体の使い方を見直すことが、骨盤のクセを定着させないうえで役立ちます。
GIFTの視点:揉まない・押さない、骨盤矯正の根本アプローチ
こころ整体院グループのGIFTメソッドは「揉まない・押さない・整える」を基本に、骨盤の負担を集める姿勢のクセを整えます。 GIFTメソッドは、Gliding(なでるように動かす)・Inner(深部へのアプローチ)・Form(姿勢・フォームを整える)・Trigger(こり固まったポイントへの働きかけ)の頭文字で、強く押しほぐすのではなく姿勢のバランスを整えるアプローチです。
こころ整体院グループは"大学と共同研究する整体院"として、東亜大学との共同研究の成果を国際学術誌 PLOS ONE(2025年)に発表しています。骨盤矯正でも、まずAI姿勢分析で骨盤の傾きや左右差を確認し、断定はせず施術で根本原因を探ります。
↓詳しい内容を知りたい方はこちら↓
- AI姿勢分析で骨盤の傾きを確認 … 骨盤の前後傾・左右差・背骨のカーブを確認し、筋力検査でどの筋肉が使えていないかを確かめます。
- 姿勢のクセに合わせて整える … 骨盤だけでなく股関節や背中の動きも含めて整え、特定の部位に負担が集中しない状態を目指します。
- セルフケアで定着 … 院でのケアとご自宅でできる骨盤底筋運動・姿勢の工夫を組み合わせ、忙しい毎日でも無理なく続けられる状態を目指します。
全国125院・年間延べ80万人来院規模のグループで、薬院駅ビル院もその1院として地域の方の体に合わせたケアを行っています。なお研究は状態を理解するためのもので、特定の結果をお約束するものではありません。
⚠️ やってはいけない!骨盤矯正の3つのNG行動
NG1:産後すぐや急に激しい腹筋運動を始める
急に激しい腹筋運動を始めると、腹直筋離開(おなかの中央の筋肉が左右に開いた状態)を強めることがあります。まずは骨盤底筋の引き上げなど、体の内側から整えるケアから始めるのが安全です。
NG2:骨盤ベルトや矯正グッズを一日中つけ続ける
骨盤ベルトは不安定な時期に支える目的では役立ちますが、長時間つけ続けると自分の筋肉で支える力が育ちにくくなります。動くときにつけ、休むときは外すなどメリハリをつけるのが現実的です。
NG3:脚組みや横座りなど偏った姿勢を長時間続ける
脚組みや横座り(正座を崩した座り方)は骨盤を左右に傾けやすく、歪みを定着させる一因になります。深く座り直す、左右均等を意識するなど、骨盤をまっすぐ保つ姿勢を心がけることが役立ちます。
まとめ
薬院エリアの骨盤矯正は、デスクワークや脚組みの座り姿勢、片側抱っこや荷物の偏りで、骨盤の左右差や前後の傾きが残るケースが目立ちます。骨盤ケアの基本は、骨盤底筋をふたたび働かせ、骨盤の傾きを自分でチェックし、左右の偏りを整えていくことです。急に激しい腹筋運動を始めること、骨盤ベルトを一日中つけ続けること、脚組みや横座りを長時間続けることは避けたい行動です。歩けないほどの恥骨の痛みや、尿もれ・足のしびれが続く場合は、迷わず医療機関を受診してください。骨盤まわりが落ち着いてきたら腰痛の予防も見据えて姿勢のクセを見直し、今回のセルフケアを習慣にすることが役立ちます。薬院駅ビル院の骨盤矯正ページもあわせてご覧ください。
よくある質問(FAQ)
Q1: 骨盤矯正は何回くらい通えばよいですか?
骨盤の状態や生活スタイルにより個人差がありますが、まず5〜6回ほどで体の変化を確認しながら進めることが多いです。生活が忙しい時期もありますので、頻度やペースはご相談の上で一緒に決めていきます。
Q2: 産後の骨盤矯正はいつから始められますか?
産後1か月健診で医師から運動や外出の許可が出てからが目安です。帝王切開の方は産後2〜3か月ほど傷の回復を待ってからが安心です。産後半年以上経っていても骨盤のケアを始めることはできますので、「遅いかも」と心配せずにご相談ください。
Q3: 骨盤の歪みは自然に戻りますか?
産後は靱帯の張りが戻るにつれ骨盤も落ち着いていきますが、脚組みや片側荷重など日常のクセがあると傾きや左右差が定着してしまうことがあります。自然な回復を助けるためにも、骨盤底筋の運動と姿勢の見直しを組み合わせることが役立ちます。
Q4: 骨盤の歪みは腰痛や肩こり、坐骨神経痛と関係がありますか?
骨盤の傾きや左右差が、腰や肩、お尻から足への負担の偏りにつながっている場合があります。骨盤が後傾すると腰の支えが弱まり腰の重さに、前かがみの姿勢が長いと肩まわりのこりに、片側の偏りが強いとお尻から足への張りに——というように、骨盤の状態は全身のバランスに影響します。骨盤を整えることで、こうした負担がやわらぐケースは少なくありません。
Q5: 骨盤矯正はボキボキされますか?痛くないですか?
当院のGIFTメソッドは、強く押したりボキボキ鳴らしたりしないアプローチを基本にしています。骨盤の傾きや左右差を確認しながら、なでるように動かして姿勢のバランスを整えていきます。産後の方や強い刺激が苦手な方にも、無理のない範囲で受けていただけます。
Q6: 骨盤の歪みは整骨院と整形外科のどちらに相談すればよいですか?
歩けないほどの恥骨の痛み・長期間の尿もれ・発熱を伴う腰の痛み・足の強いしびれがある場合は、まず整形外科や産婦人科を受診してください。これらのサインがなく、骨盤の傾きや姿勢のクセを整えたい場合は整骨院・整体という選択肢があります。
Q7: 骨盤ベルトは使ったほうがよいですか?
産後の不安定な時期や動くときの支えとして、短時間使う分には役立つ方もいます。一日中つけ続けると自分の筋肉で支える力が育ちにくくなることがあるため、動くときにつけ・休むときは外すとメリハリをつけるのが現実的です。
Q8: 薬院駅からの行き方を教えてください。
西鉄天神大牟田線の薬院駅の改札を出て、そのまま駅ビルの1階です(徒歩0分・雨の日も濡れずにお越しいただけます)。地下鉄七隈線の薬院駅からは2番出口を渡辺通り方面へ進み、徒歩約1分です。天神方面からは西鉄で1駅・約2分でお越しいただけます。ベビーカーでも移動しやすい立地です。詳しくは院トップページをご確認ください。
Q9: 天神院との違いはありますか?
施術内容やメソッドは同じですが、薬院駅ビル院は駅ビル直結で改札からそのままお越しいただける利便性が特徴です。落ち着いた環境で施術を受けたい方や、産後でベビーカー移動の方にも多くお選びいただいています。お仕事帰りや買い物ついでにも通いやすい立地です。
Q10: 子連れやベビーカーのまま来院できますか?
はい。薬院駅ビル院は西鉄薬院駅ビル1階・駅直結という立地のため、ベビーカーのままでもお越しいただきやすい環境です。買い物や外出のついでにお立ち寄りいただく産後の子育て世代の方も多くいらっしゃいます。産後の骨盤や抱っこによる腰の負担など、育児中ならではのお悩みに合わせたケアを行っています。受付時間の詳細は院トップページをご確認ください。
参考文献
- 厚生労働省「国民生活基礎調査」(自覚症状の状況・腰痛に関する統計).
- Vleeming A, et al. "European guidelines for the diagnosis and treatment of pelvic girdle pain." European Spine Journal, 2008.
- Calguneri M, et al. "Changes in joint laxity occurring during pregnancy." Annals of the Rheumatic Diseases, 1982(リラキシンと靱帯弛緩に関する古典的研究).
- 安藝泰弘ほか「健康な成人における安静時肩甲骨位置の非対称性と僧帽筋上部の潜在性トリガーポイントとの関連」PLOS ONE, 2025(DOI:10.1371/journal.pone.0335268).
- 福岡市統計書・国勢調査(人口・世帯の状況)/西日本鉄道「駅別乗降人員」(薬院駅).
監修・執筆者
安藝 泰弘(あき やすひろ)
柔道整復師/東亜大学大学院 博士課程
giversホールディングス こころ整体院グループ 創業者
1996年柔道整復師資格取得。臨床28年・延べ施術人数15万人超。国際学術誌 PLOS ONE(2025年)へ姿勢分析に関する研究論文を筆頭著者として発表(健康な成人における安静時肩甲骨位置の非対称性と僧帽筋上部の潜在性トリガーポイントとの関連・DOI:10.1371/journal.pone.0335268)。「揉まずに整える」GIFTメソッドを開発し、全国125院・年間延べ80万人来院規模の整体院グループへと育てた。







