産後の骨盤矯正で大切なのは、出産で広がった骨盤まわりの筋肉と靱帯を無理なく整え、抱っこや家事での偏った負担を減らしていくことです。 産後6か月以内にケアを始める方が多いとされますが、産後何か月からでも遅すぎることはありません。こころ整体院 シーモール下関院では、独自のAI姿勢分析とGIFTメソッドで骨盤の傾きや左右差を確認し、育児中の体に合わせて整えていきます。
こちらはこころ整体院 シーモール下関院(下関駅東口から徒歩1分・シーモール下関1F)からお届けする、産後骨盤矯正の解説記事です。当院では、AI姿勢分析とGIFTメソッドで産後の骨盤の歪みにアプローチします。
⚠️ すぐに医療機関へ
次のようなサインがある場合は、筋肉や骨盤の問題ではなく、産後特有の合併症や神経の異常が隠れていることがあります。自己判断は避け、まずは医療機関を受診してください。
- 歩けないほどの恥骨や仙腸関節の激しい痛みが続く
- 尿もれが長期間止まらない、または排尿・排便のコントロールが難しい
- 発熱を伴う腰や下腹部の痛み(産褥感染症のサインのことがあります)
- お尻から足にかけて強いしびれや力の入りにくさが広がる(坐骨神経に関わる場合があります)
- 出産後の出血が急に増えた、または悪露が異臭を伴う
産後骨盤矯正とは?まず知っておきたい全体像
産後骨盤矯正とは、妊娠・出産で広がった骨盤まわりの筋肉や靱帯のバランスを整え、育児中の体の負担を軽くしていくケアです。 まずは産後の骨盤に何が起きているのか、全体像を押さえましょう。
妊娠中はリラキシンというホルモンの影響で骨盤まわりの靱帯がゆるみ、出産に向けて骨盤が広がります。出産後もこのゆるみは数か月続くとされ、その間に育児動作で偏った負担がかかると、骨盤の傾きや左右差が残りやすくなります。産後の約7割の方が腰痛や骨盤まわりの違和感を経験するという報告もあり、多くの方が悩む身近な不調です。
下関エリアでは、シーモール下関へお買い物に来られる子育て世代の方からのご相談が多い傾向です。来院される方の約6割が下関駅周辺・シーモール周辺にお住まいの方で、抱っこと買い物の荷物で片側に負担が偏るケースが目立ちます。骨盤の左右差は腰痛や肩こりの併発、さらにお尻から足へ広がる坐骨神経痛のような不調にもつながりやすい点に注意が必要です。
あなたの骨盤の歪みはどのタイプ?下関エリアで多い傾向+見分け方
下関エリアの産後骨盤の悩みは、育児スタイルの違いから大きく3つの傾向に分かれ、さらに「どの姿勢でつらいか」で整理できます。 シーモール下関院周辺の来院者では育児中の子育て世代と、立ち仕事や座り姿勢が長い方が中心で、産後の骨盤矯正では特に抱っこや授乳の姿勢との関連がうかがえます。自分のタイプを知ると、日常で気をつけたい姿勢が見えてきます。
タイプ1:片側抱っこ型(抱っこや荷物で片側に負担が偏っている)
赤ちゃんをいつも同じ側の腕で抱っこし、反対の手で買い物袋を持つ——こうした片側に偏った負担が骨盤の左右差を生みやすいタイプです。下関ではシーモール館内でのお買い物ついでに来られる方が多く、抱っこ+荷物の組み合わせが骨盤を傾ける一因になっています。抱っこの腕を意識的に左右交互にすることが負担の偏りをやわらげます。
タイプ2:授乳・あぐら型(授乳やあぐら座りで骨盤が後傾している)
長時間の授乳で背中が丸まり、あぐらや横座りで骨盤が後ろに傾いた状態が続くタイプです。骨盤の後傾が腰の支えを弱め、立ち上がったときに腰の重さを感じやすくなります。授乳クッションを使い、背すじが丸まりすぎない姿勢を保つことが役立ちます。
タイプ3:運動不足・筋力低下型(産後の体幹の筋力が戻っていない)
妊娠中におなかの筋肉が引き伸ばされ、出産後も体幹の筋力が回復していないタイプです。骨盤を支える筋肉が弱い状態で家事や育児の動作を繰り返すと、骨盤の前傾(反り腰)が強まりやすくなります。無理のない範囲で骨盤底筋を意識した運動を始めることが回復の第一歩です。
あわせて「どの姿勢でつらいか」でも整理できます。座っていてつらいなら骨盤の後傾、立っていて腰が反るなら前傾——つらい姿勢の反対方向に骨盤を軽く動かすと楽になりやすい傾向があります。自分がどの姿勢でつらいかを知ると、日常で避けたい動作が見えてきます。
【自分でできる】産後の骨盤セルフケア・姿勢チェック
ここからは、育児の合間にご自宅でできる産後の骨盤セルフケアと姿勢チェックを3つご紹介します。 痛みのない範囲で、呼吸を止めずにゆっくり行うのが基本です。産後1か月健診で医師から運動の許可が出てから始めてください。帝王切開の方は傷の回復に合わせ、産後2〜3か月を目安に無理のない範囲で取り入れていきます。
セルフケア1:骨盤底筋のやさしい引き上げ(骨盤の土台を整える)
- 仰向けに寝て、両ひざを軽く立てます
- 息を吐きながら、おしりの穴をキュッと締めるように骨盤底筋を引き上げます
- 5秒キープしたら、息を吸いながらゆっくり力を抜きます。これを10回くり返します
産後にゆるみやすい骨盤底筋を、ふたたび働かせていく基本のケアです。筋力低下型の方がまず取り組みやすく、授乳中やテレビを見ながらでも行えます。
セルフケア2:骨盤の前後傾チェック&運動(骨盤の傾きを立て直す)
- 仰向けに寝て、両ひざを軽く立てます
- 息を吐きながら腰を床に押し付けるように骨盤を後傾させます(腰と床のすき間をなくす)
- 次に息を吸いながら腰を軽く反らせて骨盤を前傾させます。この前後を5回ゆっくりくり返します
授乳・あぐら型の方の「骨盤を立てる感覚」をつかむケアです。骨盤が前後のどちらに傾きやすいかの自己チェックにもなります。
セルフケア3:片ひざ倒しストレッチ(骨盤の左右差を整える)
- 仰向けに寝て、両ひざを立てます
- 両ひざをそろえたまま、息を吐きながら左側にゆっくり倒します(肩が浮かない範囲で)
- 10秒キープしたら戻し、反対側も同様に。左右各3回くり返します
片側抱っこ型の方の左右の偏りを整えるケアです。倒しやすい側と倒しにくい側の差が、骨盤の左右差の目安になります。
【詳しく知りたい方へ】産後に骨盤が歪みやすくなる医学的メカニズム
産後の骨盤の歪みは特定の一か所ではなく、ホルモンによる靱帯のゆるみ、筋力の低下、姿勢の偏りの3つの要素が関わり合って起こると考えられています。 ここでは少し詳しく、その背景を3つに分けて整理します。
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1 ホルモン(リラキシン)と靱帯のゆるみ
妊娠中に分泌が増えるリラキシンは、骨盤を結ぶ靱帯(恥骨結合や仙腸関節)をゆるめて出産時の産道を広げる役割を担います。このゆるみは出産後も数か月〜半年ほど続くとされ、その間は骨盤が不安定な状態です。ゆるんだ状態で片側に偏った負担がかかると、骨盤の左右差や傾きが定着しやすくなります。
2 骨盤底筋・腹横筋の筋力低下
妊娠中におなかの筋肉は大きく引き伸ばされ、出産後すぐには元の長さや張りに戻りません。骨盤底筋(こつばんていきん)も出産で大きな負荷を受けます。体幹の「天然のコルセット」であるこれらの筋肉が弱ったまま育児動作をくり返すと、骨盤を支える力が不足し、前傾(反り腰)や後傾が強まりやすくなります。厚生労働省の国民生活基礎調査でも、女性が自覚する症状の上位に腰痛が挙げられています。
3 姿勢の偏りと骨盤のクセ
抱っこ・授乳・おむつ替えなど、産後の動作は体の前面で行うものがほとんどです。前かがみの時間が長いほど骨盤は後傾しやすく、片手抱っこでは左右どちらかに骨盤が傾きます。こうした姿勢のクセは、姿勢のズレを確認する独自のAI姿勢分析を使うと、ご自身では気づきにくいズレを確認しやすくなります。産後の体の使い方を見直すことが、骨盤のクセを定着させないうえで役立ちます。
GIFTの視点:揉まない・押さない、産後骨盤矯正の根本アプローチ
こころ整体院グループのGIFTメソッドは「揉まない・押さない・整える」を基本に、産後の骨盤の負担を集める姿勢のクセを整えます。 GIFTメソッドは、Gliding(なでるように動かす)・Inner(深部へのアプローチ)・Form(姿勢・フォームを整える)・Trigger(こり固まったポイントへの働きかけ)の頭文字で、強く押しほぐすのではなく姿勢のバランスを整えるアプローチです。
こころ整体院グループは"大学と共同研究する整体院"として、東亜大学との共同研究の成果を国際学術誌 PLOS ONE(2025年)に発表しています。産後骨盤矯正でも、まずAI姿勢分析で骨盤の傾きや左右差を確認し、断定はせず施術で根本原因を探ります。
↓詳しい内容を知りたい方はこちら↓
- AI姿勢分析で骨盤の傾きを確認 … 骨盤の前後傾・左右差・背骨のカーブを確認し、筋力検査でどの筋肉が使えていないかを確かめます。
- 姿勢のクセに合わせて整える … 骨盤だけでなく股関節や背中の動きも含めて整え、特定の部位に負担が集中しない状態を目指します。
- セルフケアで定着 … 院でのケアとご自宅でできる骨盤底筋運動・姿勢の工夫を組み合わせ、育児中でも無理なく続けられる状態を目指します。
全国125院・年間延べ80万人来院規模のグループで、シーモール下関院もその1院として地域の方の体に合わせたケアを行っています。なお研究は状態を理解するためのもので、特定の結果をお約束するものではありません。
⚠️ やってはいけない!産後骨盤矯正の3つのNG行動
NG1:産後すぐに激しい腹筋運動を始める
産後すぐの腹筋運動は、腹直筋離開(おなかの中央の筋肉が左右に開いた状態)を強めることがあります。まずは骨盤底筋の引き上げなど、体の内側から整えるケアから始めるのが安全です。
NG2:骨盤ベルトを一日中つけ続ける
骨盤ベルトは産後の不安定な時期に支える目的では役立ちますが、長時間つけ続けると自分の筋肉で支える力が育ちにくくなります。動くときにつけ、休むときは外すなどメリハリをつけるのが現実的です。
NG3:横座りやペタンコ座りを長時間続ける
横座りやペタンコ座り(正座を崩した座り方)は骨盤を左右に傾けやすく、歪みを定着させる一因になります。授乳中もあぐらやイスに座り、骨盤を左右均等に保つ姿勢を意識することが役立ちます。
まとめ
下関エリアの産後骨盤矯正は、抱っこと買い物の荷物で片側に負担が偏り、骨盤の左右差や前後の傾きが残るケースが目立ちます。産後の骨盤ケアの基本は、骨盤底筋をふたたび働かせ、骨盤の傾きを自分でチェックし、左右の偏りを整えていくことです。産後すぐに激しい腹筋運動を始めること、骨盤ベルトを一日中つけ続けること、横座りを長時間続けることは避けたい行動です。歩けないほどの恥骨の痛みや尿もれが続く場合は、迷わず医療機関を受診してください。骨盤まわりが落ち着いてきたら腰痛の予防も見据えて姿勢のクセを見直し、今回のセルフケアを習慣にすることが役立ちます。シーモール下関院の骨盤矯正ページもあわせてご覧ください。
よくある質問(FAQ)
Q1: 産後骨盤矯正はいつから始められますか?
産後1か月健診で医師から運動や外出の許可が出てからが目安です。帝王切開の方は産後2〜3か月ほど傷の回復を待ってからが安心です。産後半年以上経っていても骨盤のケアを始めることはできますので、「遅いかも」と心配せずにご相談ください。
Q2: 産後の骨盤は自然に戻りますか?
リラキシンの分泌が落ち着くにつれ靱帯の張りは戻っていきますが、育児中の姿勢のクセで骨盤の傾きや左右差が定着してしまうことがあります。自然な回復を助けるためにも、骨盤底筋の運動と姿勢の見直しを組み合わせることが役立ちます。
Q3: 産後の骨盤の歪みは腰痛や肩こり、坐骨神経痛と関係がありますか?
骨盤の傾きや左右差が、腰や肩、お尻から足への負担の偏りにつながっている場合があります。骨盤が後傾すると腰の支えが弱まり腰の重さに、前かがみの姿勢が長いと肩まわりのこりに、片側の偏りが強いとお尻から足への張りに——というように、骨盤の状態は全身のバランスに影響します。骨盤を整えることで、こうした負担がやわらぐケースは少なくありません。
Q4: 産後骨盤矯正は何回くらい通えばよいですか?
骨盤の状態や生活スタイルにより個人差がありますが、まず5〜6回ほどで体の変化を確認しながら進めることが多いです。育児中は通いにくい時期もありますので、頻度やペースはご相談の上で一緒に決めていきます。
Q5: 授乳中でも骨盤矯正は受けられますか?
はい。授乳中でもお受けいただけます。GIFTメソッドは強く揉んだり押したりしないアプローチのため、授乳中の方にも無理のない範囲で行えます。授乳のタイミングに合わせて予約時間を調整することも可能です。
Q6: 産後の骨盤の歪みは整体と整形外科のどちらに相談すればよいですか?
歩けないほどの恥骨の痛み・長期間の尿もれ・発熱を伴う腰の痛みがある場合は、まず産婦人科や整形外科を受診してください。これらのサインがなく、骨盤の傾きや姿勢のクセを整えたい場合は整体という選択肢があります。
Q7: 骨盤ベルトは使ったほうがよいですか?
産後の不安定な時期に、動くときの支えとして短時間使う分には役立つ方もいます。一日中つけ続けると自分の筋肉で支える力が育ちにくくなることがあるため、動くときにつけ・休むときは外すとメリハリをつけるのが現実的です。
Q8: 下関駅からシーモール下関院への行き方を教えてください。
JR下関駅の東口を出て、正面に見えるシーモール下関の方向へお進みください。駅からは整備された歩行者通路でつながっており、雨の日も濡れずにお越しいただけます。シーモール1階の入口から館内に入り、マツモトキヨシ方面へ直進していただくと、徒歩約1分で当院に到着します。お車の場合はシーモール駐車場をご利用いただけます。詳しくは院トップページをご確認ください。
Q9: 子連れやベビーカーのまま来院できますか?
はい。シーモール下関は館内に授乳室やベビーカーの貸出があり、エレベーターも利用できますので、お子さま連れやベビーカーのままでも通いやすい環境です。お買い物や映画鑑賞のついでにお立ち寄りいただく子育て世代の方も多くいらっしゃいます。産後の骨盤や抱っこによる腰の負担など、育児中ならではのお悩みに合わせたケアを行っています。
Q10: 仕事帰りや土日でも産後骨盤矯正は受けられますか?
はい。当院は定休日なしで毎日営業しており、平日夜まで受付しています。下関駅東口から徒歩1分・シーモール下関1階という立地のため、お買い物ついでやお仕事帰りにもお立ち寄りいただけます。受付時間の詳細は院トップページをご確認ください。
参考文献
- 厚生労働省「国民生活基礎調査」(自覚症状の状況・腰痛に関する統計).
- Vleeming A, et al. "European guidelines for the diagnosis and treatment of pelvic girdle pain." European Spine Journal, 2008.
- Calguneri M, et al. "Changes in joint laxity occurring during pregnancy." Annals of the Rheumatic Diseases, 1982(リラキシンと靱帯弛緩に関する古典的研究).
- 安藝泰弘ほか「健康な成人における安静時肩甲骨位置の非対称性と僧帽筋上部の潜在性トリガーポイントとの関連」PLOS ONE, 2025(DOI:10.1371/journal.pone.0335268).
- 下関市統計書・国勢調査(人口・世帯の状況)/JR西日本「駅別乗車人員」(下関駅).
監修・執筆者
安藝 泰弘(あき やすひろ)
柔道整復師/東亜大学大学院 博士課程
giversホールディングス こころ整体院グループ 創業者
1996年柔道整復師資格取得。臨床28年・延べ施術人数15万人超。国際学術誌 PLOS ONE(2025年)へ姿勢分析に関する研究論文を筆頭著者として発表(健康な成人における安静時肩甲骨位置の非対称性と僧帽筋上部の潜在性トリガーポイントとの関連・DOI:10.1371/journal.pone.0335268)。「揉まずに整える」GIFTメソッドを開発し、全国125院・年間延べ80万人来院規模の整体院グループへと育てた。







