骨盤矯正で大切なのは、骨盤を強く動かすことよりも、骨盤を支える筋肉の働きと日常の姿勢のクセを整えることです。 産後にゆるんだ骨盤まわりも、坂道や長い座り時間で崩れた土台も、支える力が戻るほど安定しやすくなります。こころ整骨院 佐世保院では、AI姿勢分析とGIFTメソッドで負担のかたよりを整え、無理なく続けられる通い方をご提案します。
こちらはこころ整骨院 佐世保院(佐世保中央駅から徒歩5分/アーケード沿い)からお届けする、骨盤矯正の解説記事です。佐世保院では、AI姿勢分析とGIFTメソッドで産後・日常のゆがみにアプローチします。
⚠️ すぐに医療機関へ
次のようなサインがある場合は、神経や内臓の異常が隠れていることがあります。自己判断は避け、まずは医療機関を受診してください。
- お尻から足にかけて、強いしびれ・力の入りにくさが広がる
- 排尿・排便がしにくい、または感じにくい(馬尾症候群のサインのことがあります)
- 発熱を伴う腰やお尻の痛み、または安静にしていても痛みが強まる
- 産後に出血が続く・強い下腹部痛があるなど、産婦人科での確認が必要な変化がある
- 階段からの転倒など、強い衝撃のあとに骨盤まわりが痛む
骨盤矯正とは?まず知っておきたい全体像
骨盤矯正の基本は、骨盤の骨を無理に動かすことではなく、骨盤を支える筋肉の働きと、座り方・立ち方・歩き方といった日常のクセを整えていくことです。 まずは全体像をやさしく押さえましょう。
骨盤は背骨と脚をつなぐ体の土台で、上半身の重さを受け止めながら、歩く・座る・立ち上がる動作を支えています。骨盤まわりのつらさは、支える筋肉の働きが落ちたり、片側にばかり体重をかける習慣が続いたりして、負担が一部に集まることで起こると考えられています。
産後は、妊娠中に分泌されるリラキシンというホルモンの働きで骨盤まわりの靭帯(じんたい)がゆるみやすく、数か月かけて少しずつ戻っていくとされます。妊娠中に骨盤まわりの痛みを感じる方は約20%とされ、そこへ抱っこや授乳の姿勢が重なると、腰やお尻に負担が残ることがあります。佐世保院では、腰痛や膝の痛みとあわせて骨盤ケアを希望される方が目立ちます。
あなたの骨盤の傾きはどのタイプ?佐世保エリアで多い傾向+見分け方
骨盤まわりのお悩みは、日々の生活パターンの違いから大きく3つの傾向に分かれます。 佐世保院に来院される方の約70%は、佐世保市中心部と周辺エリアにお住まいの近隣の方です。坂道や階段の上り下りが毎日の暮らしに組み込まれた土地柄もあり、骨盤まわりの負担を感じてご相談にみえる方が続きます。自分のタイプが分かると、見直したい習慣が選びやすくなります。
タイプ①:産後の抱っこ型(抱っこ紐+前かがみの姿勢が毎日続いている)
出産で骨盤まわりの靭帯がゆるんだ状態に、抱っこ・授乳・おむつ替えの前かがみ姿勢が積み重なるタイプです。ベビーカーが使いにくい坂道の多い地域では、抱っこ紐で歩く時間が長くなりがちです。上体を反らせてお腹を突き出すように支える姿勢が続くと、骨盤の前後の傾きにかたよりが残ります。抱っこは左右を入れ替えることが安定につながります。
タイプ②:坂道・階段の片側荷重型(いつも同じ側に体を預けて上り下りしている)
坂や階段を上るとき、手すりのある側へ体を預ける・踏み出す脚がいつも同じ——こうした片側にかたよった動きが習慣になっているタイプです。骨盤の左右の高さに差が出やすく、お尻や太ももの外側の張り、股関節の詰まり感として自覚されます。踏み出す脚と荷物を持つ側を入れ替えるだけでも、かたよりはやわらぎます。
タイプ③:長い座り姿勢型(車移動やデスクワークで骨盤が後ろに倒れている)
移動は車、日中はイスの上——という生活で、骨盤が後ろに倒れて背中が丸まった座り方が続いているタイプです。この座り方は腰やお尻の一部に負担を集め、夕方の重だるさや姿勢の崩れにもつながります。30分〜1時間に一度は立ち上がる習慣が土台を守ります。
坂や階段でつらいなら支える筋肉から、長く座ったあとにつらいなら座り方から見直すと、優先したい習慣がはっきりします。
【自分でできる】骨盤まわりを整えるセルフケア・日常の工夫
ここからは、骨盤まわりを支える力を取り戻すために、ご自宅でできるセルフケアを3つご紹介します。 痛みのない範囲で、呼吸を止めずにゆっくり行うのが基本です。産後の方は1か月健診で経過に問題がないことを確認してから、少しずつ始めてください。
セルフケア①:仰向けの骨盤かたむけ(お腹の奥のスイッチを入れる)
- 仰向けに寝て、両ひざを立てます(足の裏は床につけたまま)
- 息を吐きながら、腰と床のすき間をゆっくり閉じるように骨盤を後ろへ傾けます
- 5秒キープして力を抜きます。これを5〜10回くり返します
お腹の奥にある腹横筋(ふくおうきん)と骨盤底筋群にやさしく働きかけます。抱っこで反り腰になりやすい産後の抱っこ型の方の入り口に向いています。
セルフケア②:お尻上げ運動(坂道・階段を支える力を戻す)
- 仰向けに寝て、両ひざを立てます(足は腰幅に開きます)
- 息を吐きながら、お尻をゆっくり床から持ち上げます(肩・腰・ひざが一直線になる手前まで)
- 3秒キープしてゆっくり下ろします。これを5〜10回くり返します
お尻の大殿筋(だいでんきん)と太ももの裏が同時に働きます。坂や階段を上るときに体を持ち上げる力そのものなので、坂道・階段の片側荷重型の方の土台づくりに役立ちます。
セルフケア③:座ってお尻のばし(張ったお尻をゆるめる)
- イスに浅く腰かけ、片方の足首を反対のひざの上にのせて数字の「4」の形をつくります
- 背すじを伸ばしたまま、上体をゆっくり前へ倒します(お尻の外側が伸びる位置で止めます)
- 20〜30秒キープして、ゆっくり戻します。左右それぞれ行います
坂道で張りやすい、お尻の外側の筋肉をゆるめます。骨盤が後ろに倒れがちな長い座り姿勢型の方の、座り直しのきっかけにも向いています。
【詳しく知りたい方へ】骨盤のゆがみが起こる医学的メカニズム
骨盤まわりのつらさは特定の一か所ではなく、関節と靭帯・支える筋肉・姿勢のクセという3つの要素が関わり合って起こると考えられています。
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① 仙腸関節と靭帯のゆるみ(産後に起こりやすい変化)
骨盤の左右にある寛骨(かんこつ)と中央の仙骨(せんこつ)は、仙腸関節(せんちょうかんせつ)でつながり、丈夫な靭帯で固定されています。妊娠中はリラキシンというホルモンの働きで、この靭帯がやわらかくゆるみます。出産に必要な自然な変化で、産後は数か月かけて元の張りに戻るとされています。この期間に抱っこや前かがみの姿勢、坂道の上り下りが重なると、支えが十分でない骨盤に負担が集まり、腰やお尻の痛み・だるさとして残ることがあります。欧州の骨盤帯痛に関するガイドラインでも、妊娠・産後の骨盤まわりの痛みには、支える筋肉を働かせる運動が役立つとされています。
② 骨盤を支える筋肉の働きの低下
骨盤は、お腹の奥の腹横筋、骨盤の底で内臓を支える骨盤底筋群(こつばんていきんぐん)、お尻の大殿筋・中殿筋(ちゅうでんきん)などが、コルセットのように囲んで支えています。なかでも中殿筋は、片脚立ちの一瞬に骨盤が左右へ傾かないよう食い止める役割を担い、坂道や階段の上り下りでは何度もこの働きが求められます。妊娠・出産や長い座り姿勢が続くとこの支える力が働きにくくなり、立ち上がる・抱き上げる・段差を上る動作のたびに腰の一部や太ももの外側が代わりに頑張ることになって、こわばりや張りが生まれます。強く押しほぐすより、使えていない筋肉から働かせるほうが日常は楽になりやすいと考えられています。
③ 姿勢のクセと日常動作のつながり
いつも同じ脚から踏み出す・同じ肩で荷物を持つ・片脚に体重を預けて立つといった習慣は、骨盤の左右の高さや前後の傾きにかたよりを生みます。古典的な研究(Nachemson)でも、立っている状態を100とすると、背中を丸めて座る姿勢では腰への負担が大きく高まると報告されています。こうした姿勢のクセは自分では気づきにくいため、当院では姿勢のズレを確認する独自のAI姿勢分析で骨盤の傾きや左右差を確かめ、体の使い方を一緒に見直していきます。
GIFTの視点:揉まない・押さない、骨盤を整えるアプローチ
こころ整体院グループのGIFTメソッドは「揉まない・押さない・整える」を基本に、骨盤に負担を集める姿勢のクセと、支える筋肉の働きを整えます。 GIFTメソッドは、Gliding(なでるように動かす)・Inner(深部へのアプローチ)・Form(姿勢を整える)・Trigger(こり固まったポイントへの働きかけ)の頭文字です。
こころ整体院グループは“大学と共同研究する整体院”として、東亜大学との共同研究の成果を国際学術誌 PLOS ONE(2025年)に発表しています。骨盤のケアでも、まずAI姿勢分析で姿勢のズレを確認します。
↓詳しい内容を知りたい方はこちら↓
- AI姿勢分析で姿勢のズレを確認 … 骨盤の傾きや左右差、背骨のカーブを確認し、どの筋肉が使えていないかを確かめます。
- 姿勢のクセに合わせて整える … 骨盤だけでなく股関節や背中の動きも含めて整え、負担が一部に集中しない状態を目指します。
- セルフケアで定着 … 院でのケアと、ご自宅での支える筋肉のセルフケアを組み合わせ、ゆがみが戻りにくい状態を目指します。
全国125院・年間延べ80万人来院規模のグループで、佐世保院もその1院として地域の方の体に合わせたケアを行っています。なお研究は状態を理解するためのもので、特定の結果をお約束するものではありません。
⚠️ やってはいけない!骨盤ケアの3つのNG行動
NG①:張っているお尻や腰を、力任せに押し込む
支える力が落ちている時期に強い刺激を加えると、体が守ろうとして周囲の筋肉がかえって固まることがあります。痛みが強い時期は刺激を控え、楽な姿勢での休息を優先しましょう。
NG②:勢いをつけて骨盤をひねる・鳴らす動きをくり返す
産後は靭帯がゆるみやすい時期です。無理にひねる動きをくり返すと、仙腸関節まわりの負担が増すことがあります。動かすより、まず支える筋肉から働かせていきます。
NG③:骨盤ベルトを一日中締めたままにする
ベルトは痛みが強い時期の支えとして役立ちます。長く締め続けると支える筋肉の出番が減るため、痛みが落ち着いたら外す時間を増やし、セルフケアへ切り替えていきます。
まとめ
佐世保院の周辺エリアでは、坂道や階段の上り下りで片側に負担がかたよった状態や、産後のゆるみに抱っこ紐の姿勢が重なった状態から、骨盤まわりのお悩みが起こるケースが目立ちます。骨盤矯正の基本は、骨盤の骨を無理に動かすことではなく、支える筋肉の働きと日常の姿勢のクセを一緒に整えることです。力任せに押し込む・勢いで鳴らす・ベルトを締めたままにする——この3つは遠回りになりやすい行動です。お尻から足のしびれ、排尿の異常、発熱を伴う痛みがある場合は、迷わず医療機関を受診してください。踏み出す脚の入れ替えとセルフケアの習慣は、ぎっくり腰や肩こりの予防にも役立ちます。佐世保院の骨盤矯正ページもあわせてご覧ください。
こころ整骨院 佐世保院
〒857-0054 長崎県佐世保市栄町5-9 サンクル二番館105
さるくシティ4〇3アーケード沿い / 佐世保中央駅から徒歩5分 / TEL 0956-56-3922
よくある質問(FAQ)
Q1: 骨盤矯正とは、具体的にどんなことをするのですか?
骨盤の骨を無理に動かすものではありません。骨盤の傾きや左右差といった姿勢のクセを確認したうえで、骨盤を支える筋肉が働きやすい状態へ整え、座り方・立ち方・歩き方・抱っこの姿勢を見直していきます。佐世保院では、AI姿勢分析で姿勢のズレを確認してから、揉まない・押さないGIFTメソッドでアプローチします。
Q2: 産後の骨盤ケアは、いつごろから始められますか?
一般的には、産後1か月健診で経過に問題がないことを確認したあと、体調と相談しながら少しずつ始める方が多いです。帝王切開の場合や、出血・痛みが続く場合は、産婦人科の先生の確認を優先してください。迷うときは、無理のない範囲でできる呼吸と骨盤かたむけから始めるのがおすすめです。
Q3: 骨盤矯正はどれくらいの頻度・期間で通うのが目安ですか?
姿勢のクセは日常動作でつくられるため、はじめは間隔を詰めて通い、体の状態が安定するにつれて間隔をあけていく進め方が一般的です。産後の方は抱っこや授乳の負担が続く時期でもあるため、生活リズムに合わせて続けやすいペースをご提案します。目安は初回のカウンセリングでご相談ください。
Q4: 骨盤矯正は痛くないですか?ボキボキされますか?
佐世保院のGIFTメソッドは「揉まない・押さない・整える」が基本で、強い力で押しほぐしたり、勢いよく関節を鳴らしたりはしません。産後で靭帯がゆるみやすい時期の方にも配慮し、力加減を確認しながら進めます。痛みや不安があれば、その場でお伝えいただければ調整いたします。
Q5: 骨盤の傾きや左右差は、自分でも確認できますか?
ご自宅でできる目安として、鏡の前で腰に手を当てて左右の骨盤の高さを見比べる、階段を上るときにいつもどちらの脚から踏み出しているかを確かめる、といった方法があります。自分では気づきにくい細かなクセもあるため、気になる場合はAI姿勢分析での確認をおすすめします。
Q6: 骨盤ベルトは使ったほうがよいですか?
痛みが強い時期に、骨盤を支える目的で短期間使う分には、動きやすくなる方もいます。長く締め続けると自分で支える筋肉の出番が減ってしまうため、痛みが落ち着いてきたら外す時間を少しずつ増やし、お尻上げなどのセルフケアへ切り替えていくのが現実的です。
Q7: 出産経験のない方や、坂道の上り下りが多いだけの方にも骨盤矯正は関係ありますか?
関係します。いつも同じ脚から踏み出す、同じ肩で荷物を持つ、長い座り姿勢で骨盤が後ろに倒れるといった習慣は、骨盤まわりの負担のかたよりにつながります。佐世保院にも、坂道や階段でお尻や脚の付け根の重さを感じ、骨盤ケアを始める方が多くいらっしゃいます。
Q8: 佐世保中央駅からの行き方を教えてください。
松浦鉄道西九州線・佐世保中央駅の改札を出て、目の前に広がるアーケード内をお進みください。アーケードを栄町方面へ抜けると、通り沿いに当院がございます。駅から徒歩約5分で、道のりの大部分がアーケード内のため、雨の日でも濡れずにお越しいただけます。お車の方は、近隣にコインパーキングが複数ございます。詳しい道順は院トップページをご確認ください。
Q9: 坂が多い佐世保ですが、院までの道は歩きやすいですか?
はい。佐世保中央駅から当院までは、アーケードを経由するほぼ平坦なルートですので、坂道を上る必要はありません。また当院は1階の路面店のため、階段の上り下りもなくフラットにお入りいただけます。腰やお尻に痛みがあって坂道や階段がつらいという方にも、来やすい立地です。
Q10: 産後で抱っこ紐の毎日です。坂道の多い佐世保でも続けられる骨盤ケアはありますか?
あります。抱っこ紐で坂道を歩く時間が長い方は、上体を反らせてお腹を突き出す姿勢になりがちです。抱っこの左右を入れ替える工夫に、お尻上げなどのセルフケアを組み合わせると、支える力が戻りやすくなります。佐世保院の受付は平日19時40分まで(水曜は午後のみ)、土日も診療しております。ご相談は0956-56-3922までお気軽にどうぞ。
参考文献
- 厚生労働省「国民生活基礎調査」(自覚症状の状況・腰痛に関する統計).
- Vleeming A, et al. "European guidelines for the diagnosis and management of pelvic girdle pain." European Spine Journal, 2008(妊娠・産後の骨盤帯痛と運動療法に関するガイドライン).
- Nachemson AL. "The lumbar spine: an orthopaedic challenge." Spine, 1976(椎間板内圧と姿勢に関する古典的研究).
- 安藝泰弘ほか「健康な成人における安静時肩甲骨位置の非対称性と僧帽筋上部の潜在性トリガーポイントとの関連」PLOS ONE, 2025(DOI:10.1371/journal.pone.0335268).
- 佐世保市統計書・国勢調査(人口・世帯・高齢化の状況).
監修・執筆者
安藝 泰弘(あき やすひろ)
柔道整復師/東亜大学大学院 博士課程
giversホールディングス こころ整体院グループ 創業者
1996年柔道整復師資格取得。臨床28年・延べ施術人数15万人超。国際学術誌 PLOS ONE(2025年)へ姿勢分析に関する研究論文を筆頭著者として発表(健康な成人における安静時肩甲骨位置の非対称性と僧帽筋上部の潜在性トリガーポイントとの関連・DOI:10.1371/journal.pone.0335268)。「揉まずに整える」GIFTメソッドを開発し、全国125院・年間延べ80万人来院規模の整体院グループへと育てた。







