五十肩の改善方法の要点は、痛みの強い時期は肩を無理に動かさず、痛みが和らいだ段階から少しずつ肩を動かしていくことです。 五十肩は痛みの強い時期・肩が固まる時期・動きが戻る時期と段階的に移り変わるとされ、無理に回す・まったく動かさない・自己流で強く引っ張るは避けたい対応です。こころ整体院 湘南藤沢オーパ院では、痛みが落ち着いた段階で独自のAI姿勢分析とGIFTメソッドにより、肩を動かしやすい体づくりへのアプローチを行います。
こちらはこころ整体院 湘南藤沢オーパ院(藤沢駅南口から徒歩1分)からお届けする、四十肩・五十肩の改善方法の解説記事です。湘南藤沢オーパ院では、AI姿勢分析とGIFTメソッドで五十肩の再発予防にアプローチします。
⚠️ すぐに医療機関へ
次のようなサインがある場合は、五十肩ではなく、腱(けん)の断裂や神経・内臓の異常が隠れていることがあります。自己判断は避け、まずは医療機関を受診してください。
- 転倒や強くぶつけたあとに、急に腕がまったく上がらなくなった
- 腕や手に強いしびれ・力の入りにくさが広がっている
- 発熱を伴う肩の痛み、または肩が赤く腫れて熱を持っている
- 安静にしていても痛みがどんどん強まっていく
- 過去にがんを患ったことがある、体重が急に減った、胸の痛みや息苦しさを伴う
五十肩とは?まず知っておきたい改善の全体像
五十肩の改善の基本は、痛みが強い時期は肩を無理に動かさず、痛みが和らいだ段階から少しずつ動かしていくことです。 まずは全体像と回復までの流れを押さえましょう。
五十肩は、はっきりしたきっかけがないまま肩が痛み、腕が上がりにくくなる状態の通称で、医学的には肩関節周囲炎(かたかんせつしゅういえん)と呼ばれます。40〜60代に多く、四十肩と五十肩は年代による呼び分けで、指す状態は同じです。経過は、痛みが強い炎症期(えんしょうき)、肩が固まって動かしにくくなる拘縮期(こうしゅくき)、動きが戻る回復期(かいふくき)の3つに分かれるとされ、数か月〜1年以上かけて変化します。時期ごとに適した過ごし方が変わります。
藤沢駅南口周辺エリアでは、都心方面への長時間通勤が背景にあります。当院に来院される方の約45%が藤沢駅から都心方面へ通勤される方で、電車移動と座り仕事が重なって肩が前に入った姿勢が続きやすい傾向です。肩まわりの動きの低下は肩こりや姿勢の崩れとも重なりやすいところです。
あなたの五十肩はどのタイプ?藤沢駅南口周辺エリアで多い傾向+見分け方
藤沢駅南口周辺エリアの五十肩は、生活パターンの違いから大きく3つの傾向に分かれ、さらに「どの動きで痛むか」で対処の方向が整理できます。 湘南藤沢オーパ院に来院される方では都心方面へ電車通勤される方が約45%と多く、座り姿勢と肩の使い方の両面が関わっています。自分のタイプを知ると、避けたい動作が選びやすくなります。
タイプ①:通勤・巻き肩型(座る時間が長く肩が前に入っている)
長時間の電車移動とデスクワークで、肩が前に巻き込まれた姿勢が続いているタイプです。腕を横から上げると肩の前側が引っかかるように痛む傾向があり、肩甲骨(けんこうこつ)が動きにくくなっていることが多くみられます。30分から1時間に一度は肩を軽く後ろに引き、胸を開くことが負担をやわらげます。
タイプ②:肩の使いすぎ型(腕を繰り返し使う動作が多い)
立ち仕事で腕を上げ下げする、休日に体を動かす習慣がある——こうした肩を繰り返し使う生活のタイプです。使ったあとに肩の外側がズキッと痛み、翌日に重だるさが残りやすい傾向があります。痛みが出た日は肩を休ませ、翌日の張り具合を確認することが目安になります。
タイプ③:こわばり型(痛みを避けて肩を動かさない期間が続いている)
痛いからと肩をかばい続けた結果、肩まわりが固まって動きの範囲が狭くなったタイプです。髪を結ぶ、背中に手を回す、上着の袖に腕を通すといった動作がしづらくなります。痛みの手前まで、毎日少しずつ動かすことが、動きを取り戻していく土台になります。
あわせて「どの動きで痛むか」でも整理できます。横から腕を上げると痛むのか、背中側に回すと痛むのか——痛む動きが分かると、どこまで動かしてよいかの目安が見えてきます。
【自分でできる】五十肩の時期別セルフケア・対処法
ここからは、五十肩でご自宅でできるセルフケアと対処法を3つご紹介します。 痛みのない範囲で、呼吸を止めずにゆっくり行うのが基本です。痛みが強く夜も眠れない時期は、動かすケアは無理に行わず、楽な姿勢での安静を優先してください。肩の動かしにくさが中心になってきた段階から、少しずつ取り入れていきます。
セルフケア①:振り子運動(腕の重さでやさしくゆらす)
- テーブルに痛くないほうの手をつき、上体を軽く前に倒します
- 痛いほうの腕をだらんと下げ、力を抜きます
- 腕の重さだけで前後にゆっくり10回ゆらします。慣れたら左右・小さな円も加えます
肩に力を入れて持ち上げず、腕の重みで振るのがポイントです。痛みのピークが過ぎたこわばり型の方の動き出しに向いています。
セルフケア②:壁を指で登る運動(動く範囲を少しずつ広げる)
- 壁に向かって立ち、痛いほうの手の指先を肩の高さの壁につけます
- 指を1本ずつ動かすように、少しずつ壁を上へ「歩かせて」いきます
- 痛みの手前で止め、5秒ほどキープしてゆっくり下ろします。3回くり返します
痛みを超えて上げないことが大切です。肩の動く範囲が狭くなったこわばり型と通勤・巻き肩型の方に向いています。
セルフケア③:タオル背中ストレッチ(後ろに回す動きを助ける)
- 背中側で1本のタオルの両端を持ちます(上=痛くないほうの手、下=痛いほうの手)
- 上の手でタオルをゆっくり引き上げ、下の手を無理のない範囲で持ち上げます
- 10秒キープしてゆっくり戻します。2〜3回くり返します
背中に手が回りにくい方の動きを助けます。痛みが落ち着いてきた肩の使いすぎ型の方の再発予防にも役立ちます。
【詳しく知りたい方へ】五十肩が起こる医学的メカニズム
五十肩は肩の一か所だけの問題ではなく、肩の関節を包む組織の硬さ、肩甲骨の動き、姿勢のクセの3つが関わり合って起こると考えられています。 ここでは少し詳しく、その背景を3つに分けて整理します。
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① 肩の関節を包む「関節包」が硬くなる
肩の関節は、関節包(かんせつほう)という袋状の組織に包まれています。この袋は本来やわらかく伸び縮みし、腕を大きく動かせるようにしています。炎症が起こると袋の壁が厚く硬くなり、袋そのものが縮んで、腕を上げる・後ろに回すといった動きが制限されていきます。肩が固まって動かしにくい時期の正体は、この関節包の硬さだと考えられています。硬くなった袋は時間をかけて少しずつやわらかさを取り戻すため、痛みの手前まで毎日動かすことが役立ちます。
② 肩甲骨の動きの低下と血のめぐり
腕を上げる動きは、肩の関節だけでなく肩甲骨(けんこうこつ)が背中の上をすべるように動くことで成り立っています。肩甲骨の動きが落ちると、その分の負担が肩の関節に集まります。痛みが出ると、体は肩を守ろうと周囲の筋肉を反射的に固めます。この緊張が長く続くと血のめぐりが悪くなり、筋肉の中に押すと痛む過敏なポイント(トリガーポイント)ができて、こわばりが残る一因になります。こうしたこわばりは、強く揉むより姿勢を整えて負担を減らすほうが楽になりやすいと考えられています。
③ 姿勢のクセ(巻き肩・猫背)とのつながり
肩が前に入った巻き肩や猫背の姿勢が続くと、腕を上げたときに肩の骨と骨の間隔が狭くなり、その間を通る腱(けん)が挟まれやすくなります。これが繰り返されると、肩まわりに炎症が起こる下地になります。姿勢のクセはご自身では気づきにくいため、当院では姿勢のズレを確認する独自のAI姿勢分析を用いて、骨盤や背骨のバランスを含めて確認します。なお厚生労働省の国民生活基礎調査でも、肩こりは女性が自覚する症状の第1位とされ、肩まわりの不調は多くの方が経験する身近な問題です。骨盤の傾きが肩の位置に関わることもあるため、骨盤の状態や腰の負担もあわせて見ていきます。
GIFTの視点:揉まない・押さない、五十肩の再発予防アプローチ
こころ整体院グループのGIFTメソッドは「揉まない・押さない・整える」を基本に、五十肩の負担を集める姿勢のクセを整えます。 GIFTメソッドは、Gliding(なでるように動かす)・Inner(深部へのアプローチ)・Form(姿勢・フォームを整える)・Trigger(こり固まったポイントへの働きかけ)の頭文字で、強く押しほぐすのではなく姿勢のバランスを整えるアプローチです。
こころ整体院グループは“大学と共同研究する整体院”として、東亜大学との共同研究の成果を国際学術誌 PLOS ONE(2025年)に発表しています。五十肩のケアでも、痛みが落ち着いた段階でまずAI姿勢分析で姿勢のズレを確認し、断定はせず施術で根本原因を探ります。
↓詳しい内容を知りたい方はこちら↓
- AI姿勢分析で姿勢のズレを確認 … 肩の高さの左右差や背骨のカーブ、骨盤の傾きといった姿勢のクセを確認し、筋力検査でどの筋肉が使えていないかを確かめます。
- 姿勢のクセに合わせて整える … 肩だけでなく肩甲骨・背中・骨盤の動きも含めて整え、肩の一部に負担が集中しない状態を目指します。
- セルフケアで定着 … 院でのケアとご自宅でできる動かし方を組み合わせ、再発しにくい状態を目指します。
全国125院・年間延べ80万人来院規模のグループで、湘南藤沢オーパ院もその1院として地域の方の体に合わせたケアを行っています。なお研究は状態を理解するためのもので、特定の結果をお約束するものではありません。
⚠️ やってはいけない!五十肩の3つのNG行動
NG①:痛みの強い時期に肩を無理にグイグイ回す
痛みが強い時期に力ずくで肩を回すと、肩を守ろうとする緊張がかえって高まり、長引く一因になります。この時期は刺激を加えず、腕を体の横に沿わせた楽な姿勢を優先します。
NG②:痛いからと肩をまったく動かさない期間が長く続く
動かさない期間が長引くと、関節を包む組織がさらに硬くなり、動く範囲が戻りにくくなります。痛みのピークが過ぎたら、痛みの手前までの範囲で毎日少しずつ動かすことが回復への近道です。
NG③:自己流で強く引っ張る・重い物を持ち続ける
反動をつけて腕を引っ張る、痛む側で重い荷物を持ち続けるといった行動は、肩まわりへの負担を増やします。自分のタイプと時期に合わない動きは避け、痛みの手前で止める習慣をつけます。
まとめ
藤沢駅南口周辺エリアの五十肩は、都心方面への長時間通勤で肩が前に入った姿勢が続いた状態に、肩を使う生活が重なって起こるケースが目立ちます。改善の基本は、痛みが強い時期は無理に動かさず、痛みが和らいだ段階から痛みの手前まで少しずつ動かしていくことです。力ずくで回す・まったく動かさない期間を長引かせる・反動をつけて強く引っ張るの3つは避けたい行動です。腕や手の強いしびれ、発熱を伴う肩の痛みがある場合は、迷わず医療機関を受診してください。痛みが落ち着いたら肩こりや頭痛の予防もかねて姿勢のクセを見直し、セルフケアを習慣にしていきましょう。湘南藤沢オーパ院の四十肩・五十肩ページもあわせてご覧ください。
よくある質問(FAQ)
Q1: 五十肩はどのくらいの期間で楽になりますか?
五十肩は痛みが強い時期・肩が固まる時期・動きが戻る時期と移り変わり、全体では数か月から1年以上かかることが一般的とされています。時期に合った過ごし方を選ぶことが大切です。1年以上たっても動く範囲が戻らない場合や、痛みが強まる場合は医療機関で評価を受けてください。
Q2: 五十肩は温める・冷やすのどちらがよいですか?
痛みが強く肩が熱っぽい時期は冷やすことが目安です。鋭い痛みが落ち着き、肩の動かしにくさが中心になったら温めに切り替えます。触って熱やズキズキ感があれば冷やす、冷えて固まる感じなら温める、と覚えておくと選びやすくなります。
Q3: 夜に肩が痛くて眠れません。どう寝ればよいですか?
痛むほうの肩を下にしない向きで、痛む側の腕の下にクッションや畳んだタオルを入れ、腕が体より少し前で支えられる位置をつくると楽になる方が多いです。仰向けではひじの下にタオルを敷きます。眠れない状態が続く場合は、我慢せず医療機関にご相談ください。
Q4: 五十肩のとき、肩は動かしたほうがよいですか?休めたほうがよいですか?
痛みが強い時期は無理に動かさず、楽な姿勢で休めることを優先します。痛みのピークが過ぎ、動かしにくさが中心になってきたら、痛みの手前までの範囲で毎日少しずつ動かします。動かす・休めるは、時期によって比重が変わると考えると選びやすくなります。
Q5: 四十肩と五十肩は違うものですか?
四十肩と五十肩は、発症する年代による呼び分けで、指している状態は同じものです。医学的にはどちらも肩関節周囲炎と呼ばれます。40代で出れば四十肩、50代で出れば五十肩と呼ばれることが多く、経過や過ごし方の考え方に違いはありません。
Q6: 五十肩は整体と整形外科のどちらに行けばよいですか?
転倒後に急に腕が上がらなくなった、強いしびれや力の入りにくさがある、発熱を伴うといったサインがある場合は、まず整形外科を受診してください。これらのサインがなければ、痛みが落ち着いた段階で肩の動く範囲や姿勢のクセを見直す選択肢として整体があります。
Q7: 五十肩をくり返さないために予防できることはありますか?
長時間同じ姿勢を続けず、30分から1時間に一度は肩を後ろに引いて胸を開く、腕を上げ下げする作業のあとに肩を休ませる、といった工夫が役立ちます。あわせて、巻き肩や猫背など自分の姿勢のクセを知っておくことが再発予防につながります。
Q8: 藤沢駅からの行き方を教えてください。
JR東海道本線・小田急江ノ島線・江ノ島電鉄いずれの藤沢駅からでも、南口方面へお進みください。南口を出ると目の前にペデストリアンデッキ(歩行者専用の通路)があり、右手方向へ直進していただくと当院が入る建物へ段差なく直結しています。改札から徒歩約1分、デッキは屋根付きのため雨の日も傘をほとんど差さずにお越しいただけます。詳しい道順は院トップページをご確認ください。
Q9: 車で来院したいのですが、駐車場はありますか?
専用駐車場はございませんが、周辺に複数の提携駐車場がございますのでお車でもお越しいただけます。館内でのご利用内容に応じた駐車サービスの対象となりますので、詳しくは受付でご案内いたします。ご不明な点はお電話(0466-53-7447)でもお気軽にお問い合わせください。
Q10: 肩が痛くて腕が上がらない状態でも施術を受けられますか?
はい。腕が上がらない状態でも、まずは痛みの出方と動く範囲を確認し、その時期に合わせた無理のないケアから始めます。着替えがしづらい場合もお手伝いいたします。当院は藤沢駅南口から徒歩1分、平日は19時40分まで受付しており、土日も対応しています。受付時間の詳細は院トップページをご確認ください。
参考文献
- 厚生労働省「国民生活基礎調査」(自覚症状の状況・肩こりに関する統計).
- 日本整形外科学会「肩関節周囲炎(五十肩)」症状・病気をしらべる.
- Codman EA. "The Shoulder: Rupture of the Supraspinatus Tendon and Other Lesions in or about the Subacromial Bursa." Boston, 1934(振り子運動の原典).
- 安藝泰弘ほか「健康な成人における安静時肩甲骨位置の非対称性と僧帽筋上部の潜在性トリガーポイントとの関連」PLOS ONE, 2025(DOI:10.1371/journal.pone.0335268).
- 藤沢市統計書・国勢調査(人口・通勤通学の状況)/JR東日本・小田急電鉄「各駅乗降人員」(藤沢駅).
監修・執筆者
安藝 泰弘(あき やすひろ)
柔道整復師/東亜大学大学院 博士課程
giversホールディングス こころ整体院グループ 創業者
1996年柔道整復師資格取得。臨床28年・延べ施術人数15万人超。国際学術誌 PLOS ONE(2025年)へ姿勢分析に関する研究論文を筆頭著者として発表(健康な成人における安静時肩甲骨位置の非対称性と僧帽筋上部の潜在性トリガーポイントとの関連・DOI:10.1371/journal.pone.0335268)。「揉まずに整える」GIFTメソッドを開発し、全国125院・年間延べ80万人来院規模の整体院グループへと育てた。







