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腰痛はなぜ起こる?
約85%が「原因不明」という事実

腰痛とは、腰まわりの痛みや張り感の総称で、日本人が最も多く訴える身体の不調第1位です(厚生労働省「令和4年国民生活基礎調査」)。検査をしても原因がはっきりしない「非特異的腰痛」が全体の約85%を占め、40代以上の男性の50%以上が治療が必要なレベルの腰痛を経験しています。

レントゲンやMRIでヘルニアや狭窄症といった明確な原因が見つかるのは、全体の約15%だけ。残りの大多数は、姿勢の悪さによる筋肉への負担の蓄積、筋肉にできるコリの塊(トリガーポイント)、そしてストレスや睡眠不足などが重なり合って痛みを引き起こしていると考えられています。

腰痛の統計データ - 約3,000万人が腰痛に悩み、85%が原因不明
腰痛の主なデータ
腰痛を訴える割合(男性) 1,000人中 91.6人
腰痛を訴える割合(女性) 1,000人中 111.9人
原因不明の割合 約85%
年間経済損失 約3兆円
40代男性の経験率 50.6%

出典:厚生労働省「令和4年国民生活基礎調査」、東京大学・日本臓器製薬共同調査(2019年)、昭和医科大学調査(2023年)

なぜ腰痛は繰り返すのか?
悪循環のメカニズム

「マッサージに行っても翌日には元通り」「病院で薬をもらっても一時的にしか楽にならない」——こうした経験は珍しくありません。腰痛が繰り返される背景には、以下のような悪循環があると考えられています。

腰痛の悪循環サイクル
① 不良姿勢→ 腰部に負担集中
② 筋肉の疲労・緊張→ コリの塊(トリガーポイント)ができる
③ 痛み発生→ 痛みを避ける姿勢(回避姿勢)
④ さらなる姿勢悪化→ ①に戻る

つまり、痛い場所だけを揉みほぐしても、筋肉の引っ張り合いのバランス(筋バランス)が変わらなければ、同じ場所に負担がかかり続けます。骨は強く引っ張る筋肉の側に引かれるため、姿勢の崩れは筋バランスの崩れそのものなのです。

研究からわかったこと

当院の代表・安藝泰弘らが国際学術誌PLOS ONEに発表した研究で、姿勢の左右差(肩甲骨の位置のずれ)と肩まわりのコリの塊(トリガーポイント)に統計的に意味のある関連(p=0.028)があることが確認されました。

この発見は腰にも当てはまると考えられます。姿勢の左右差=筋バランスの崩れが、特定の筋肉にコリの塊を作るしくみは、背骨を中心に全身でつながっています。姿勢科学の本質は、この筋バランスを科学的に解き明かすことにあります。

Aki Y. et al., PLOS ONE (2025). 東亜大学大学院との共同研究。

ストレスや生活習慣も、腰痛の長期化に影響

最近の研究では、仕事のストレスや睡眠の質、「動くと悪化するのでは」という不安(恐怖回避思考)が、腰痛を長引かせる大きな要因であることがわかっています。腰痛は腰だけの問題ではなく、からだ・こころ・生活環境が絡み合って起こるものとして、世界的に捉えられるようになっています。

▶ 朝ベッドで1分|腰痛・ヘルニアの方向けストレッチ

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腰痛の主な原因タイプと
それぞれのアプローチ

腰痛の原因は一つではありません。当院では、カウンセリングとAI姿勢分析の結果から、以下のタイプに分けてアプローチを組み立てます。

1
姿勢・デスクワーク型
デスクワーク姿勢による腰痛イメージ
長時間の座り姿勢や前かがみの繰り返しで、腰の下部に負担が集中。背中や腰の筋肉が硬くなり、コリの塊(トリガーポイント)ができやすくなります。40代以降のデスクワーカーに最も多いタイプ。
GIFT推奨: Form + Trigger Point
▶ デスクワークで腰痛になりやすい方へ

デスクワーク腰痛のセルフケアを解説|YouTubeチャンネル(52万人)

2
運動不足・筋力低下型
インナーマッスル(深層筋)のイメージ
お腹まわりの深層筋(腹横筋など)が弱くなり、腰を支える力が不足。体幹が不安定になることで腰に余計な負担がかかりやすくなります。
GIFT推奨: Inner + Form
3
骨盤・仙腸関節型
骨盤の歪みと仙腸関節のイメージ
骨盤の歪みや、骨盤と背骨をつなぐ関節(仙腸関節)の動きの異常が原因。産後や片足重心などの偏った習慣がきっかけになることが多いタイプです。
GIFT推奨: Gliding + Form
▶ 片側だけの腰痛|痛みが楽になるストレッチ2選

筋バランスの左右差が原因の腰痛に対するセルフケア|YouTubeチャンネル

4
ストレス・慢性化型
ストレスと腰痛の慢性化の関連イメージ
ストレスや睡眠不足により、脳の「痛みを抑えるしくみ」が弱くなっている状態。小さな刺激でも強い痛みとして感じやすくなります。生活習慣の見直しも含めた総合的なケアが大切です。
GIFT推奨: Gliding + Inner(リラクゼーション重視)

※上記は一般的な分類です。実際の施術では、カウンセリングとAI姿勢分析に基づいて、お一人おひとりに合わせたプランをご提案します。

GIFTメソッドとは?
筋バランスを整える複合アプローチ

こころ整体院の「GIFTメソッド」は、4つの手技を組み合わせたアプローチです。「姿勢の崩れ=筋肉のバランスの崩れ」という考え方をもとに、筋肉の引っ張り合いを整えていきます。複数の研究を統合した分析(メタアナリシス)で最も効果が高いとされる「手技+運動指導の組み合わせ」に基づいて設計されています。

GIFTメソッド概念図 - Gliding, Inner, Form, Trigger Pointの4要素
筋膜の滑走 - 正常な状態と癒着による滑走障害の比較図
G
Gliding(滑走改善)
筋肉を包む膜(筋膜)同士の滑りを回復させ、くっつき(癒着)による動きの制限をほぐします。筋バランスを崩す「固着」を取り除く手技です。
インナーマッスル - 正常な深層筋と機能不全の比較図
I
Inner(深層筋アプローチ)
お腹まわりや背骨まわりの深層筋(腹横筋・多裂筋など)を活性化。弱くなった筋肉を目覚めさせ、姿勢を支える土台を作り直します。
デスクワークでよくあるフォームの崩れ - 猫背・巻き肩・骨盤の傾き
F
Form(姿勢指導・運動指導)
筋バランスの復元を目的とした姿勢指導と運動プログラム。施術で整えた状態を日常生活で維持するための自宅ケアも含みます。
トリガーポイントと関連痛の仕組み
T
Trigger Point(トリガーポイント緩和)
筋バランスの崩れが生んだコリの塊(トリガーポイント)に的確にアプローチし、痛みの引き金をやわらげます。
エビデンスとの整合性

Carroll et al.(2023)の22件の比較研究(RCT)をまとめた分析では、手技+運動指導の組み合わせが、運動指導だけの場合より痛みの軽減に優れることが示されています。GIFTメソッドはこの「組み合わせ」の考え方に基づいています。

Carroll LJ et al., J Manipulative Physiol Ther. 2023.

なぜ「骨のキワの奥まで届く」のか?

── 28年の臨床経験に基づく3つの仮説

GIFTメソッドの施術では、「奥の奥まで届いている」という独特の体感を覚える方がいます。なぜそう感じるのか、私たちは3つの理由があると考えています。

仮説❶ 層ごとの触診でコリの塊に的確に届く

皮膚・筋膜・骨と、層ごとに押す強さを変えながら触れていく技術を使っています。腰の下部はコリの塊(トリガーポイント)が集中しやすい場所で、骨のキワにある硬くなった部分に的確に届くことで、奥まで響くような体感が生じると考えられます。

仮説❷ 体内の天然「痛み止め物質」が活性化する

適度な強さで押すことで、体内の天然の痛み止め物質(エンドルフィンなど)の分泌が促されることが知られています。施術後に感じるスッキリ感は、この痛み止め物質の働きが一因と考えられます。ただし、強すぎたり長すぎると逆効果になるため、短時間で的確に刺激する技術が重要です。

仮説❸ 特殊な押圧で筋膜の「くっつき」をはがす

筋膜は何層にも重なっており、通常はお互いに滑り合って動いています。しかし、同じ姿勢を長時間続けたり、炎症が起きたりすると、層同士がくっついてしまい(癒着)、筋肉のけいれんや神経への負担の原因になります。

整形外科では、くっついた部位に注射で液体を入れて剥がす「ハイドロリリース」という治療があります。私たちは、GIFTメソッドの特殊な押圧——角度を決めてじっくり圧をかける手技——で、関節と深層筋の間や、背中の筋肉と深層筋の間のくっつきを手技で改善できるのではないかと考えています。

この仮説は、今後の研究により検証する予定です。

なぜ「仮説」と明記するのか
科学的に証明されていないことを「効果がある」と断言はしません。代表の安藝は現在、大学院博士課程でこれらのしくみの研究を進めています。PLOS ONEに掲載された論文(2025年)はその第一歩であり、研究の進展に合わせてこのページも更新していきます。

※上記は施術のメカニズムに関する臨床的仮説であり、効果を保証するものではありません。体感には個人差があります。

まず「見える化」から。
AI姿勢分析で身体のバランスを数値化

こころ整体院では、Google技術をベースに自社開発したAI姿勢分析を全店舗に導入。スマホカメラで撮影するだけで、身体の傾きや左右差を数値で「見える化」します。

タブレットを使ったAI姿勢分析の様子

数値データとして記録することで、施術前後の変化を客観的に把握でき、「なんとなく楽になった気がする」ではなく、姿勢角度の具体的な変化として確認できます。

※姿勢データは経過記録として活用するものであり、診断を行うものではありません。

初回施術の流れ

1
カウンセリング(約10分)
いつから・どんな痛みかをはじめ、生活習慣やお仕事の内容をお伺いします。過去のケガや病歴も確認し、必要に応じて医療機関の受診をおすすめすることもあります。
2
AI姿勢検査(約10分)
スマホで正面と横から撮影し、骨盤の傾き・背骨のバランス・重心の偏りを数値化。腰にかかる負担がどこから来ているのかを可視化します。
3
施術(約30分)
検査結果に基づき、背骨を中心としたバランス調整と、コリの塊(トリガーポイント)のケアを行います。あなたの腰痛タイプに合わせたオーダーメイドの施術です。
4
アフターケア(約10分)
施術前後の姿勢データを比較してお見せします。ご自宅でできるセルフケア方法や、今後の通院プランについてご説明します。

施術料金

全プラン共通の施術内容
トリガーポイント/こころ式背骨矯正/筋力検査/筋膜ストレッチ 他
一人ひとりの状態に合わせた施術をご提供します
プラン 料金(税込)
初回施術問診+AI姿勢分析・各種検査(必要に応じて)+施術+アフターフォロー 初回特別価格あり
施術回数券 5回お試し ¥25,000〜
施術 月4回会員 ¥18,700〜学生 ¥14,300〜
施術 月8回会員 ¥27,500〜学生 ¥23,100〜

※深層筋EMS・BFRトレーニングはオプションで追加できます

※初回料金・回数券・月額プランは院により異なります。詳しくは各店舗ページをご確認ください

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腰痛に関するFAQ

腰痛の85%が原因不明というのは本当ですか?
はい。レントゲンやMRIなどの検査をしても、はっきりした原因が見つからない腰痛は「非特異的腰痛」と呼ばれ、全体の約85%を占めます。残り約15%がヘルニアや脊柱管狭窄症など原因を特定できる腰痛です。
整体で腰痛は良くなりますか?
手技と運動指導を組み合わせたアプローチは、複数の研究で痛みの軽減に効果があると報告されています。ただし、すべての腰痛に当てはまるわけではなく、しびれなどの神経症状がある場合は医療機関の受診が優先です。当院ではカウンセリングで状態を確認し、必要に応じて医療機関をご紹介しています。
ぎっくり腰でも施術を受けられますか?
痛みの状態によります。炎症が強い場合はまず冷却やテーピングで固定し、落ち着いてから段階的に施術を進めます。痛みで動けないほどの場合は、まず整形外科で骨折などがないか確認していただくことをおすすめします。
どのくらいの頻度で通えばよいですか?
症状の程度や生活習慣によって異なりますが、初期は週1〜2回のペースで筋バランスを整え、状態の安定に伴い間隔を空けていくのが一般的です。初回のカウンセリング時に、お一人おひとりに合わせた施術計画をご提案します。
腰痛と姿勢にはどのような関係がありますか?
悪い姿勢が続くと腰の筋肉や関節に偏った負担がかかり、筋肉が硬くなったりコリの塊(トリガーポイント)ができやすくなります。当院の国際学術誌(PLOS ONE)掲載研究でも、姿勢の左右差とトリガーポイントに統計的に意味のある関連が確認されています。
料金はいくらですか?
初回特別価格をご用意しています。料金は院により異なりますので、詳しくは各店舗ページをご確認ください。施術回数券(5回 ¥25,000〜)や月額会員プラン(月4回 ¥18,700〜)もございます。
GIFTメソッドとは何ですか?
Gliding(筋膜のほぐし)、Inner(深層筋ケア)、Form(姿勢指導・運動指導)、Trigger point(コリの塊の緩和)の4つを組み合わせたアプローチです。複数の研究で最も効果が高いとされる「手技+運動指導の組み合わせ」に基づいています。
安藝泰弘
安藝泰弘(あき やすひろ)
常務理事, 医療法人奥山会 / CEO, givers Holdings

柔道整復師(国家資格)。東亜大学大学院 博士課程在籍。臨床経験28年・施術実績15万人超。国際論文誌掲載論文の筆頭著者(p=0.028で統計的有意差を確認)。また、医療法人奥山会の常務理事として整形外科、メンタルクリニックの経営に携わる。

givers Holdingsは整骨・整体125院を中核に、鍼灸院・筋膜整体・パーソナルエステ・フィットネス・ピラティス・巻き爪矯正など国内外165店舗を展開するヘルスケアグループです。年間約80万人来院、口コミ総数20,257件・平均評価4.8。独自GIFTメソッド開発、Google技術ベースの自社AI姿勢分析を全整体院に導入。EMS(特許申請中)・BFR(特許取得済み)をグループ会社で開発。

スポーツトレーナー活動として、3×3女子バスケ「新宿givers」(2026年日本選手権ベスト4)、神奈川フューチャードリームス(野球・2024年/2025年優勝)、渋谷シティFC(サッカー・2024年/2025年優勝)を支援。横浜DeNAベイスターズ子供部門へのトレーナー派遣実績。

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※本ページの内容は、一般的な健康情報の提供を目的としたものであり、特定の疾患に対する診断・治療を行うものではありません。症状が重い場合や、しびれ・発熱・急激な体重減少を伴う場合は、まず医療機関を受診してください。

※「改善」「緩和」等の表現は施術による一般的な体感の変化を示すものであり、効果を保証するものではありません。効果には個人差があります。

※本ページは2025年2月18日施行の厚生労働省「あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師及び柔道整復師等の広告に関する検討会」ガイドラインおよび景品表示法に準拠して作成しています。

最終更新日:2026年2月28日|監修:安藝泰弘(医療法人奥山会常務理事・柔道整復師・東亜大学大学院博士課程)

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