肩が上がらない、それは四十肩?7つのチェックで判定
この記事のポイント
肩が痛い、動かしにくい…でも、それが本当に四十肩とは限りません。7つの動作テストで、自分の状態と重症度を判定できます。四十肩ではない可能性も含めて解説します。
以下の7つの動作を、痛い方の腕で試してください。痛みまたは動きの制限がある場合は「該当」です。

1 腕を横から上げる(外転テスト)
やり方:まっすぐ立ち、腕を体の横から真上に向かって上げる。
✅ 該当:90度(肩の高さ)まで上がらない、または途中で痛みが出る
2 腕を前から上げる(屈曲テスト)
やり方:腕を体の前から真上に上げる。
✅ 該当:まっすぐ上まで上がらない、または途中で痛みが出る
3 背中に手を回す(結帯動作テスト)
やり方:痛い方の手をお尻から背中に沿って上にスライドさせる。
✅ 該当:腰のベルトラインより上に手が届かない、または痛みで上げられない
4 頭の後ろに手を回す(結髪動作テスト)
やり方:痛い方の手を頭の後ろに持っていく(髪を結ぶ動き)。
✅ 該当:後頭部に手が届かない、または肩に強い痛みが出る
5 腕を外にひねる(外旋テスト)
やり方:肘を90度に曲げ、体の横につけた状態で、前腕を外側に開く。
✅ 該当:反対側と比べて開きが明らかに小さい、または痛みが出る
6 寝ているときの痛み(夜間痛テスト)
やり方:就寝中、痛い方の肩を下にすると痛みで目が覚める。
✅ 該当:夜間に痛みで目が覚める、または痛い方を下にして眠れない
7 洋服の着脱テスト
やり方:上着を脱ぐ・着る動作で肩に痛みが出るか。
✅ 該当:痛い方の腕を袖に通す、または抜く動作で強い痛みがある
🟢 0〜2個:軽度(初期の可能性)
四十肩の初期段階か、単なる肩こり・筋肉の疲労の可能性があります。日常生活への支障が少なければ、セルフストレッチと姿勢改善で経過観察。ただし、悪化する場合は早めに受診を。
🟡 3〜4個:中等度(拘縮が進行中の可能性)
四十肩の拘縮期(Frozen期)に入っている可能性があります。放置すると可動域がさらに狭まるリスクがあるため、整形外科での検査+整体院でのケアの併用を検討してください。
🔴 5個以上:重度(炎症期 or 進行した拘縮の可能性)
夜間痛があれば炎症期の可能性が高く、まず整形外科での消炎治療(薬物療法・注射)が優先です。夜間痛がなく動きが大きく制限されている場合は進行した拘縮。いずれにしても早めの受診をおすすめします。
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チェック項目に当てはまっても、四十肩ではない可能性があります。以下の2つは特に見落とされやすい疾患です。

腱板損傷との違い
腱板損傷は、肩の腱(ローテーターカフ)が部分的に断裂した状態です。四十肩との違いは以下の点です。

| 四十肩(凍結肩) | 腱板損傷 | |
| 動きの制限 | 全方向で制限 | 特定の動き(外転・外旋)で痛い |
| 他動運動 | 他人に動かしてもらっても制限あり | 他人に動かしてもらえば動く |
| 筋力低下 | 痛みによる制限が主(筋力は保たれやすい) | 腱が切れているため力が入らない |
| 年齢層 | 40〜60代 | 50代以降(加齢変性が多い) |
※正確な鑑別にはMRI等の画像検査が必要です。「力が入らない」感覚がある場合は、整形外科の受診を優先してください。
頸椎由来の肩の痛みとの違い
首のヘルニアや頸椎症が原因で肩に痛みが「飛ぶ」ケースがあります。
見分けのポイント:首を動かす(特に後ろに反らす・横に倒す)と肩の痛みが変化する場合は、頸椎由来の可能性があります。四十肩の場合は、首の動きでは肩の痛みは変わりません。
| ステージ | 主な症状 | やるべきこと | やってはいけないこと |
| 炎症期 (Freezing) |
夜間痛・安静時痛・急な痛み | 安静・消炎鎮痛薬・痛みの出ない範囲で振り子運動 | 無理なストレッチ・痛い方向への可動域訓練 |
| 拘縮期 (Frozen) |
動きが制限・動かすと痛い | 整体院での関節モビライゼーション・温熱療法・段階的ストレッチ | 痛みを我慢して無理に動かす |
| 回復期 (Thawing) |
徐々に動くようになる | 肩甲骨まわりの筋力強化+姿勢改善・可動域の最終調整 | 「もう治った」と思い込んでケアを中断 |
→ 詳細は四十肩・五十肩の原因と施術をご覧ください。
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※本ページの内容は、一般的な健康情報の提供を目的としたものであり、特定の疾患に対する診断・治療を行うものではありません。肩の痛みや動きの制限が続く場合は、整形外科で画像検査を受けることをおすすめします。
※「改善」「緩和」等の表現は施術による一般的な体感の変化を示すものであり、効果を保証するものではありません。効果には個人差があります。
※本ページは2025年2月18日施行の厚生労働省「あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師及び柔道整復師等の広告に関する検討会」ガイドラインおよび景品表示法に準拠して作成しています。
最終更新日:2026年3月31日|監修:安藝泰弘(医療法人奥山会常務理事・柔道整復師・東亜大学大学院博士課程)、萩原三郎(NATA公認ATC)

