Research

科学と実践の架け橋として

こころ整体院を運営するgivers Holdingsは、東亜大学との共同研究を通じて、姿勢と筋肉の痛みの関係を科学的に解明する取り組みを続けています。その研究成果は、国際学術誌に掲載されています。

姿勢のゆがみと筋肉のコリは
つながっていた

「肩こりがなかなか取れない」「マッサージしてもすぐ戻る」——こうした悩みの背景には、姿勢と筋肉の間に存在する"悪循環"が関わっている可能性があります。

私たちは東亜大学との共同研究で、自覚症状のない健康な成人を対象に、肩甲骨の位置のわずかな左右差と、僧帽筋(肩から首にかけての筋肉)に潜む硬結(トリガーポイント)との関係を調べました。

肩甲骨の位置に左右差がある人ほど、僧帽筋にトリガーポイントが存在する割合が高いことが、統計的に有意な結果として示されました。

この研究が意味すること

🦴

姿勢のわずかなゆがみ

肩甲骨の位置に左右差が生じる

💪

筋肉への持続的な負荷

僧帽筋に偏った力がかかり続ける

トリガーポイントの形成

筋肉内に硬結が生まれ、コリや痛みの原因となりうる

※本研究は姿勢とトリガーポイントの関連性を示したものであり、特定の施術効果を証明するものではありません。

掲載論文

論文の学術詳細を見る

論文タイトル Relationship between the asymmetry of the resting scapular position and the prevalence of latent myofascial trigger points in the trapezius muscle in asymptomatic adults
和訳 健康な成人における安静時肩甲骨位置の非対称性と僧帽筋上部の潜在性トリガーポイントとの関連
掲載誌 📄 PLOS ONE 国際査読付き学術誌(Impact Factor 2.6, SJR Q1)
公開日 2025年10月27日
著者 Aki Y, Okino I, Tsuyama G, Tanitsu Y, Nishijo H, Takamoto K
共同研究 東亜大学 人間科学部 スポーツ健康科学科(山口県下関市)
株式会社givers(東京都新宿区)
研究デザイン 横断的観察研究
対象 無症状の成人男性 32名(平均年齢 26.28 ± 1.1歳)
主要結果 右僧帽筋上部に潜在性トリガーポイントを有する群では、水平肩甲骨アライメント角(HSAA)が有意に低い(P < 0.05)。重回帰分析でF(3,28)=5.30, P=0.005, R²=0.36。
資金 株式会社givers、日本学術振興会(JSPS)科研費

Akiモデル ——
今後の研究展望

恒常的に起こるトリガーポイントの原因と機序の解明

私たちは、トリガーポイントがなぜ繰り返し生じるのか、その発生機序を体系的に明らかにするための研究プログラム「Akiモデル」を推進しています。現在、東亜大学との共同研究体制のもと、複数の研究を予定しています。

公開済み

研究1:姿勢の非対称性とトリガーポイントの関連

PLOS ONE掲載(2025年10月)。肩甲骨の位置と僧帽筋トリガーポイントの関係を解明。

計画中

研究2

姿勢評価の精度検証に関する研究を進めています。

計画中

研究3

大規模データを用いた調査を計画しています。

計画中

研究4

レントゲン撮影を用いた研究を計画しています。

※計画中の研究については、学術的な新規性の保護のため、詳細は論文公開後に更新いたします。

研究責任者

安藝泰弘

安藝 泰弘(Yasuhiro Aki)

givers Holdings CEO・常務理事
医療法人奥山会 常務理事
柔道整復師(国家資格)
東亜大学大学院 博士課程在籍
臨床経験28年・施術実績15万人以上
ORCID: 0009-0002-5707-6121 →

安藝は2006年の創業以来、「なぜコリや痛みは繰り返すのか」という臨床上の疑問に向き合い続けてきました。2020年より東亜大学と共同研究を開始し、臨床の知見を科学的に検証する取り組みを進めています。

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ページ公開日:2025年11月 | 最終更新日:

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